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宜しくお願いします。大概の事は、自己紹介に投稿しましたが、機会が有ればポツポツ投稿していきます。 小説については、誤解・誤字・勘違いが有れば即修正していきます。

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  • 哲学を集める

    「点を押して線を引くと知りたい物が見えて来る」のが持論です。

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    気に入ったり知識として必要助けになると個人的に思う記事やコラムをバンバン掲載して行くぜっ!!!٩( ᐛ )و

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    自分のお気に入りです。皆さんも好きになるかも?

  • 君ヲ見ルモノ シリーズ

    #ポストアポアリプス#サイエンスファンタジーの創作小説。『君ヲ見ルモノ』を纏めた物です。興味を持って呉れたら幸いです。 宜しくお願いします。

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最近の記事

PSO2NGSの事なんだが…

 長年遣ってきたPSO2NGSなんですが、気分的な辛さも有り引退と言うか隠退をする事に決めました。  ソシャゲやネットゲームは、自分にとっては同じ事を繰り返していると思える所が有ります。 その点が、気分的に凹んでくるととても辛い所が有るんだよ‼︎  実の所、PSO2は何回も引退と復帰を繰り返していました。別に此のゲームが嫌いと言う訳ではありません。 「リアルマネーを注ぎ込んどいて簡単に引退出来るのか?」思う人が居ると思いますが、辞めると決めた自分はその場決断したら実行

    • 君ヲ見ルモノ23

       学者の部屋を確認し終えると、エッセキュヴァイスとユルヅは放置したままであった学者の亡骸の元に戻るのであった。  現在、エッセキュヴァイス単独で学者の亡骸を弔う為の穴を掘っている最中である。ユルヅと学者は面識が全く無いが、学者は生存者を集める計画の主導者的立場だった分其の存在を失った事は、ユルヅに多少の悪影響を与える可能性は否定出来ないので少々離れた上に作業風景が見えない所で待っ貰っていた。  初めて出会った男性と学者には共通点が存在している。其れは、エッセキュヴァイスの

      • 君ヲ見ルモノ22

        「臭い」学者が居た部屋に入ったユルヅは、明らかに不快そうな表情に顔を顰め呟くのであった。  室内に充満する腐敗臭やカビ臭にアンモニアに似た臭い等がユルヅの鼻腔の中を刺激してよこす。エッセキュヴァイスはと言うと、何事も無さそうにユルヅの横で佇んでいるのであった。  室内の床には、カップ麺の容器や保存食の包装にペットボトル等が床に捨てらており、其処から腐敗臭やカビ臭等を放っている。ゴミ等の量は凄まじく、連結されている複数台のパソコンが置かれた机の下迄覆い尽くし、リクライニングチ

        • 君ヲ見ルモノ21

           エッセキュヴァイスとユルヅは、到頭施設に到着する迄後少しである。エッセキュヴァイスにとって施設周辺の市街地を歩くのは初めてであった。  市街地内の建物は今迄来た市街地の中では比較的常態が良く生存者が居るのを期待していまいそうである。だが、歩道に植えられた街路樹や大型店舗の敷地と歩道を隔てる生垣等と言った緑は生命を絶たれたかの様に枯れ果ていた。  エッセキュヴァイスのレーダーが検知している学者の生命反応は相変わらず施設内を移動している。だが、今日はやけに動きが鈍く感じられた

        PSO2NGSの事なんだが…

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        記事

          君ヲ見ルモノ20

          「手ヲ合わせるト言う事ハ、難しい物ナノダナ」ユルヅに言われて諦めたエッセキュヴァイスは、感慨深げな雰囲気で感心するのであった。 「ロボットは何でも出来る印象が有るけど、エッセはロボットだけど出来ない事が有るよね」ユルヅは、からかう様にはにかんだ表情で言った。 「ソウダナ」エッセキュヴァイスは、手を降ろすと同感するのであった。自分は、戦闘用で有るが侵略先の惑星に存在する邪魔者を殲滅する為だけの侵略兵器である。滅ぼした相手に思いを馳せる様には造られてはいないのだ。 「行こう、エッ

          君ヲ見ルモノ20

          君ヲ見ルモノ 19

           地面に直接敷かれたシートの上で横に成っていたユルヅは、閉じた瞼を開き瞳を左右に移しながら辺りを見回す。視界に入ってきたのは、左側の傍で片膝を着け身を引くして寄り添っているエッセキュヴァイスの姿であった。 「エッセ?」ユルヅは、傍らで固まった様に動かないエッセキュヴァイスに声を掛けるのであった。 「目ヲ覚ましたカ、ユルヅ」少しの間を置いてそのままの体勢で、エッセキュヴァイスが返事をする。「体調ハ、ドウダ?」そして、ユルヅに確認するのであった。 「大丈夫、何とも無い」ユルヅは、

          君ヲ見ルモノ 19

          君ヲ見ルモノ 18

           エッセキュヴァイスは、両肩に男性傭兵の亡骸を担ぎ戻って来る。そして、穴の底に降り立つと、戻し土に背を向けて片膝を地面に付けて背を傾けると右肩の傭兵の背を右手て支えながゆっくりと離し斜面に凭れ掛けさせた。次に、そのままの体勢で戻し土の方に振り向くと左肩に担がれた亡骸をクソガキと同様にゆっくりと降ろす。その次は、傾斜に凭れ掛けさせた亡骸を横に置くのであった。最後に、穴の脇に有る盛り土を掻き寄せ二人の傭兵の上に掛けて行くのであった。  亡骸を弔って行った結果、掘られた横長の穴は

          君ヲ見ルモノ 18

          君ヲ見ルモノ 17

           ユルヅは、暗闇の中を駆けている。此処が何処でどう言う状況なのか分からないが、足裏に地面を踏み締める感覚が有るのだから前に進んで居るのは確かだ。  ユルヅは、闇雲に暗闇の中を駆けている訳ではない。背後から暗闇よりも暗い得体の知れない何かが軟体生物の様にうねりながら追い駆けて来ているのだ。 「嫌っ!来ないで!」ユルヅは、必死に暗闇より黒い物から逃げるのであった。  突然、ユルヅの踏み出そうとした足に何が巻きつく。すると、体勢を崩し前のめりに倒れた。直ぐに曲げた腕の手を地面に着

          君ヲ見ルモノ 17

          君ヲ見ルモノ16

           今日は家族と皆で出掛ける。今日は私は学校が休みだし、お父さんは平日だけど会社を休んだ。お母さんは、どうだったけ?弟お姉ちゃんも休みだけど、私に兄や妹っていたっけ?其れに、自分は今大事な事を忘れている様な気がする。だが、其れが一体なんだったのかを思い出せないでいた。 「さぁ、行くぞ」靴箱や傘立てが置かれた玄関の横滑り扉の前に立つお父さんが私に手を差し伸べる。「早く行きましょう。絶対楽しい日になるわ」お父さんの横に居るお母さんがそう言った。  ユルヅは、思い出そうとその場に

          君ヲ見ルモノ16

          君ヲ見ルモノ15

           飛来物は、地面に仰向けで倒れる男性傭兵の近くに有る機動隊ロボへ狙いを定めた猛禽類の様にに急降下行く。そして、機動隊ロボの胴体を頂点から押し潰し脚と胴体を繋げる関節を切り離した。  急降下して来たのは、エッセキュヴァイスである。最大出力で駆け付けたが、結局間に合わず凶弾に倒れた被害者が運動場の所々に生命反応を失い倒れていた。  其の場に有る機動隊ロボ二機が、突然現れたエッセキュヴァイスを敵対目標と認識する。各々が胴体の頂上に備え付けられた機関銃を攻撃目標に向けるよりも早くエ

          君ヲ見ルモノ15

          君ヲ見ルモノ14

          「なんだ、機動隊ロボかよ」男性傭兵は、つい緊張が解れ安堵の息を吐くのであった。  機動隊ロボとは、此の地域の治安と安全を維持する為のロボットである。仮想敵は、反社会組織から他地域の侵略者や未知の存在迄と多岐に渡った。治安と安全を守る為の重要なロボットで有る。他地域から無断で侵略した者にとっては脅威であった。しかし、其れは以前の事で、定期的な整備がされていない現在は間合いを取りながらけたたましい警告音と機関銃を鳴らす機械に成り果ている。そして、電気を溜めたバッテリーと予

          君ヲ見ルモノ14

          君ヲ見ルモノ13

           エッセキュヴァイスは、飛行速度を殆ど抑えて飛行している。最大出力で飛んでしまうと、レーダーやセンサー類の結果が処理反映される前に通り過ぎててしまう可能性があるからだ。  エッセキュヴァイスは、上空からレーダーやセンサー類を使い廃墟と瓦礫だらけの地上を調べて行く。しかし、生命反応は一切確認されなかった。此処等一帯にも生命反応は確認されないので、データと照合して次に近い都市に向かう事にする。少しだけ加速すると、軌道上に浮かぶ雲に向かって飛んで行くのであった。      ※

          君ヲ見ルモノ13

          君ヲ見ルモノ12

           エッセキュヴァイスは片膝を地面に着け、ボスは両手両膝を地面に着けながら、地面に広げられた地図を覗き込んでいた。 「今、我々ハ此処ニ居る」エッセキュヴァイスは、自分の移動距離とデータベースの情報を参照して今自分達が居る場所を地図に指差した。そして、ゆっくりと指先を地図の上で滑らせて止める。「ソシテ、此処ガ変わり者ガ居る施設デアル」地図上の学者が居る施設を指差して言うのであった。 「かなり距離が離れているわねぇ。でも、目的地が決まれば張り合いが出て来るわ。ありがとう」ボスは、

          君ヲ見ルモノ12

          君ヲ見ルモノ11

           エッセキュヴァイスは、両腕の肘を折り指を伸ばす。そして、肘を肩の高さ迄掲げた。此の星では、此の姿勢が降伏又は攻撃しない意識を示す物とされている。エッセキュヴァイスは指を立て肘を肩の高さ迄掲げたまま戦車に向かって進み出した。  エッセキュヴァイスが戦車に近付いて行く毎に、戦車に備え付けられた砲塔と砲身の先は軋む音を立てて動く。今、戦車の主砲は自分を狙ってきていた。しかし、此れが何時はユルヅの方に向けられる可能性は無いとは言い切れない。もし、ユルヅが居る辺りに砲撃さ

          君ヲ見ルモノ11

          君ヲ見ルモノ10

           エッセキュヴァイスとユルヅは、陸上を地道に移動して行く。エッセキュヴァイス単独なら決して時間が掛からないが、生身の人間であるユルヅはそんな訳には行かなかった。それに、ロボットであるエッセキュヴァイスは基本疲労も空腹も体調の変化は存在しない。だが、ユルヅには疲労も有れば空腹も存在するし、何より睡眠を取る必要が有った。それなら、エッセキュヴァイスがユルヅを持ち上げて運べば良いのではないのか?エッセキュヴァイスは、戦闘用を凌ぐ惑星侵略用の兵器故そんな繊細な力加減は出来ず、もしエッ

          君ヲ見ルモノ10

          君ヲ見ルモノ9

           エッセキュヴァイスは、片膝を地面に着けた体勢で固められた地面に散らばる土を両手で掻き集めると出来上がった小さな山を掬い上げる。そして、なだらかな盛り土の上へ、其れを振り掛けるのであった。  なだらかな盛り土の下には、ユルヅの友達であるセリシアが弔われている。弔っている最中、ユルヅは体調不良により休ませてある。その代わりにエッセキュヴァイスが引き受けたのであった。  掘り返した土の殆どを元有った場所に戻し終わったたエッセキュヴァイスは、立ち上がる。次は休みに行ったユルヅを

          君ヲ見ルモノ9