今日は年最大のダサイン祭のクライマックスの10日目。ビジャヤ・ダサミ(勝利の10日目)。 朝5時半、サッサッと滝に向かった。 30分で駐車場に着くと3℃も低かった。 滝場はカトマンドゥより200mほど高い。標高1500mほど。さらに、滝場に行くと水温は2-3℃低くなる。水源は2700mから流れてくる。 また今朝は水が峻烈だった。久方ぶりにキーンと頭が締まった。瞬時に気が頭に上がった。呼吸するのが難しくなる。 すっかり秋の滝である〜。 これから滝行シーズンだ
⚫️ヘラカン滞在記《一》 【カルマ・ヨーガ 上】 ▼インドの奥山。ヒンドゥー聖地にある道場で寝起きしている。修行道場の事をサンスクリット語でアシュラムと言う。 ▼ここのアシュラムはヘラカン・ババジと言う聖者により開かれた。アシュラムの細かな配置・方向・デザインまで、ババジの指示で造られた。寝る暇もないほど、弟子達は懸命に働き一つ一つ手作業で建造したと言う。 ▼彼の号令力は、本当にカリスマ的であった。弟子や村人達は、ババジの指示の下でもう信じられない熱狂で自ら働いたと言
2015・4・21 ネパール大地震一週間前(M7.8) 今日は何やら早朝から祈りの後に清々しい感じ。ボーダ境内北側のニンマ派の寺院屋上で世界平和の祈りをいつものように捧げた。あらためてこの出来上がった素晴らしい”場”に感謝一杯であった。今日もまた生まれ変わった気分である。 さて、世界平和の祈りについては何度も書いてきたが、最近深まってるのが世界はすでに完全に平和であるということである。あたりまえもおろか一寸も変える必要も無く、 悪なるものという"幻想"と戦う必要も
2015・2・4 天真体道の滝行システムは今では完成されて初心者でも40M以上の滝に楽々と入っていくが、創始者が初めて滝に入ったときは5秒も入れなかったと言う。 今から二十数年前には40m以上の滝など30年、40年の真のプロの滝行者でなければとても入滝出来なかった。それぐらいに難行中の難行であり非常に厳しかったわけだ。そこへ何も知識が無い素人が飛び込んだのだから入れるわけも無い。 創始者は何度も何度も挑戦し失敗を繰り返し繰り返しながら、惨憺たる思いをしてこの滝行
2015大晦日@カトマンドゥ 天真体道の稽古をひたすらに続けていると、とても深い記憶やら己の条件付けがボコボコと表面に浮かんでくる。 数年、十年、百年、数千年と人類が正しいとか間違いとか価値観として堆積して築いてきたことである。 両親、祖父母、先生、師匠、社会、科学、宗教、伝統文化などから刷り込まれてきたことである。 そういう人類の世界観とか伝統価値観として受け入れてきた“当たり前”が泡芥となり始めて、 それが起こり始めると世界は不確かな宙ぶらりんとなり心情的
【稽古人とコーラの味】 初めて天真体道を教わった先輩は実に変わり者であったが、たまたま名古屋の稽古へ東京から来られていて教えてもらえた。 その彼が名古屋のコーラを飲んで一言。 東京のモノと水が違う! つまりは名古屋のコーラはうまいというのだ。 名古屋市の上水道は名水百選に選ばれてる木曽川が水源。それは本当だろうと名古屋人の自分にはすぐにピンときた。彼は葛飾の江戸っ子だからそんなこと知らずに分かったのだった。この人はスゲー!と思ったものだ。 彼は「天真体道を本気でやる
【格】 この人間社会は“格”というものが無いと何も回らないというのがある。 価格、規格、格式、家格、主格、賓格などなど、上下右左と目に見える枠があるから社会に秩序が生まれて物事がスムーズに進んでいく。これがないと人と人との関係は何も進まないとこがある。 しかし、格式ばるなんて言葉があるとおりともすると格は人を大きく差別し規制する。上下差別を創る装置に堕するわけだ。とにかく、自分のレストラン&カフェ業でも当然に様々な格(枠)を作っている。 格に合ってる人は合格と言いそれを
今、ウチのマネージャーがスタッフ達に「何やってんだー!!」と いつものように小さなことでも邪険に上から目線で叱り付けてるが 日本人が見たらなんて乱暴な言い草(パワハラ)の上司と思うのだろうね。 でもね、ここではこのような態度で無いとなかなかうまくまとまらないのだ。 もし私のように日本的な柔らかにしてアマアマな尊重の態度だったら、スタッフ達は途端に好き勝手やりだし大混乱が生まれることだろう。7年住んで良くわかっているのである。 一度それは起きたしネパールの子供達を教えてき
【無限に輝く道:下】 このように意識というものを変えて“場“を整えて形の背後にある情報を入れ替えてプログラムしてやる。すると途端に限界を越えて個の能力やらモノの潜在能力は開花していく。見えない情報の場へアクセスできれば形を超えて無限に何でも可能であるということである。 もちろんこういうのを駆使できるようになるには非常に高いモラルと真の利他の精神がなければ出来ないのだろうが、この限界と思われる世界の背後には見えいない情報やら意識の世界が広がり控えていて圧倒のお力で形の世界へ
【無限に輝く道:上】 この世界は限界だらけである。 生物には生老病死という限界があるとか、農作物だったらある一定限度を越えると輪作障害がつきまとうとか、生活の基盤の石油にしてもガスにしてもいつかは枯渇して一定限度しか供給できないとか、いつも限定、限界、限度という厳しい現実がつきまとう。ゆえに腐敗や犯罪や汚職は絶えず混沌とした世界になっているとこもあろう。 さて、上記の輪作障害の完全に克服する技術であるとか、特殊な水処理技術で水へ青酸カリを入れてメダカを泳がせても死なない
【一線を越える<下>】 利己的にして思い切って本能で動く大将の暴力行為と手下どもの一連の反応を敢て書いた。先に書いたように残念ながら今なお世界中で君臨してるのはこのような種類の人々であろうし、それに対応するように無意識に従い続ける人々も全く同じようなメンタリティの上に立っていると思われる。 支配層は極めて利己的であり本能(欲ボケ)に従いながらも、連綿と時代を超えて一線を越えて世界へ働きかけ続けてきたと思われる。上に立つものは新しい発想と行為が無いと滅びる。ネパールグンダ達
【一線を越える<上>】 現状を保つ限界を越えた行動をする。 それをすれば今までとは全く異なる状況となる行動を取る。<広辞苑> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ウチのレストランの常連にはグンダと呼ばれるヤクザもいる。レンストランでは夜遅くなるとリーダー格の中にはマネージャーに外の通りを覗きに行かせ敵のグループがいないことを確認させてから帰路へ向かう者もいる。 「自分もいつ殺されるか分からン~」なんて悲しそうに言ってるのだという。いろいろ一線を越えて
ヘラカン旅行記<1> この二年半ネパールに来て、仕事以外では個人の旅行をしたことがなかった。思い切って、私が愛する北東インドのヘラカンアシュラム(修行道場)へ出かけることにした。 思ったらすぐに行動! ビザを取りにインド大使館へ行った。大使館はヒトヒトヒトだらけだった。前回ビザを取ったときは、裏から申し込んだので二日間でビザがおりた。今回は、正規に申し込んだが、結局、8日間もかかってしまった。 ビザの発行が遅れたこと、また新しい仕事が入ってきたことなどで、偶然にも自
【新体道極意】証光・上げ下ろし<おまけ> 書き忘れてたことの追加。 【新しい意識】 これを続けていくと心身ともに急激に変わっていく。その意識のあり方に体がついていかない、あるいは逆もあるかもしれない。 今までにない意識の有り様、微妙な感じに、狂ってしまうのではないかとか恐怖を感じる必要はない。 その感じが酷いときは、方向の逆の<閉じる>自護体をおこなうと、収まるかもしれない。 とにかく、怖がらないで思い切って飛びこむ。 ただただただ無限への入り身であ
【新体道極意】証光・上げ下ろし<FIN> 【上げ下ろし】 天相から証光に移る過程では、さらに気持ちを伸ばすようにしないと、たいていの人が証光で気持ちがストーンと落ちてしまっている。 向こうまでズート斬る。 空に長いソーセージを吊るされていて、水平線彼方までイメージして、それを斬って行ってもイメージがつかめると思う。 【個の解放・熟成】 この技は、アートから見れば個の解放。 良いも悪いもぶった切りながら、”狂”そのものとなり、一切をぶち壊す!という意気込
【新体道極意】証光・上げ下ろし<2> 【準備とクールダウン】 この稽古は一時間を超えてくると体を壊しやすい。それだから、下半身をよくほぐして、稽古に挑み、稽古後はクールダウンとか体のメンテは欠かさないほうが良いと思う。 開放系の稽古は素晴らしい効果はあるが、気をつけないとあっという間に体を壊す。 【結界】 稽古前に自分なりの礼法と結界をおこなうと全く稽古の質が変わってくる。稽古後の礼と結界解除も忘れずに~。 【時間・空間】 時間はいつも決まった時間、場所