私が『号泣カメラマン』になったわけ
現場に行かれなかった私
実は私、初めて申し込んだ写真撮影を
当日キャンセルした・・・という経験のある
カメラマンであります。
自宅の1階で主人の経営する会社を手伝い、
1年365日のうち350日は制服を着て
仕事をしていた私にとって、
プロのカメラマンさんに写真を撮って頂くなんて、
考えた事もなくて、着ていく服もなくて、
使う目的もなくて、何の為に撮るのかって
聞かれるのが怖くて・・・
そんな堂々巡りで憂鬱な気持ちをぬぐい切れず、
とうとう足を運ぶ事が出来なくなってしまった・・・
と言う訳です。
初めての撮影会
そんな私が初めての撮影を体験したのは、
コロナが始まりオンラインで学んだ講座の終了時に、
先生が企画して下さったものです。
いつもは、画面越しでしか会えなかった皆さんに
直接会えた悦びから始まり、一気に緊張感が
ほぐれたところからのスタートでしたので、
喜びに満ちた楽しい時間の中での撮影会と
なりました。
写真を見た時の感動
初めて撮って頂いた写真に写っていたのは、
悦びに満ちて、心から笑っている私でした。
毎日の生活を淡々と義務感で過ごしていた私は、
一番最初に、”これ私??”って思って、
”まだこんな顔して笑えているんだ”
”私、結構、いけてるんじゃない??”
”まだまだ頑張れるんじゃない??”って
思ったら、何だかじわじわと涙が出てきて、
気付いたら一人で号泣しておりました。
撮られるごとに深まる悦び
その後、何度か撮影をして頂く機会がありました。
講座やイベントの中で行われた撮影会でしたので、
それぞれ、思い出も出来、楽しかったのです。
そしてその悦びは表にも表れるのか、
周りの方に、”何があったの??”
”どんどん綺麗になっているけどどうしたの??”
と言われる事が本当に増えていきました。
自分への期待と信頼
ずっと自分に自信がなかった私。
思いもよらぬ結婚をして、自分の一番の夢だった
子供を産んで育てるという、女性として一番尊い
事が出来ていない私は、いつも何かが欠けていて、
自分は不充分な存在であると思い込んでいたから。
だけど、沢山の人との出会いと、
写真撮影を通して自分を客観的に観る・・・と言う
事を繰り返していくうちに、
私には私なりの価値がある・・・、
こんなに素敵に生きているだけで、
充分意味があるよね・・・と
そんな風に自分を受け入れ、
不充分な私でも大丈夫なんだと
思える様になっていきました。
写真を撮れる人になりたい
私は、1枚の写真がきっかけで、
ありのままの自分を受け入れ、
今ではそんな自分も大好きだなと思える様に
なりました。
そんな写真を私も撮れる様になりたい・・・、
心の中にそんな思いが芽生え始めておりました。
THUGUさんに会うために申し込んだ撮影会
”写真を習いたい・・・”そう思った時に
頭に思い浮かんだ方がTHUGUさんでした。
”お会いしてみたい・・・”と思った時に、
100人撮影の募集の中で、
私の定休日である水曜日に東京でやっている日が
1箇所ポコッと空いていて、
「これはきっと私の為の枠なのだ・・・」と思い、
申込をしました。
通せんぼを振り切って写心の学校へ
主人には一応、写真を習いたいという事は
伝えていたのですが、”どうせ反対される…”という
思い込みがぬぐえない私は、出かける際はそっと
家を出る事が多いのであります。
だけどその日はたまたまバッタリ出くわして
しまい、「仕事のある土曜日に出かけるとは
何事だ・・・絶対に駄目だ!!」と言って、まるで
漫画の様に、部屋の出入り口を通せんぼされ、
そして私は、「どうしてもやりたいので
行かせて下さい‼️」と必死にお願いして、
力ずくで主人の腕を振り切って出かける…と言う
そんな風に写心学校は始まりました。
”私はこんなにやりたかったのか・・・”と
自分でもビックリしましたが、私の本気を
確かめる為に通せんぼまでして体を張ってくれた
かと思うと、主人にも感謝です。
友人が企画したグループ撮影会で確信した事
その後、たまたま友人が企画した撮影会に
参加する機会がありました。
その時のカメラマンさんは、私が当日行かれなかった、
そして私が初めて撮って頂いた方で、
写心教室のアシスタントもされていました。
「さっちゃんはカメラマンになるんだよね!!」と
その方に言われ、”本当になれるのかしら・・・”と
思ったのですが、カメラの事を色々教えてくれ、
私は、その方の後ろについて回って
学びの時間にもなっていきました。
撮影の合間に次の方の準備で待ち時間があり、
友人が、「今がチャンスだよ!!」と、なんと、
私が”カメラマンになりたい…‼︎”とまで思わせてくれた
写真を撮ってくれたその方を、まだ1回しか写真を
習ってもいない私に撮れという・・・、
そんな無茶振りの出来事を体験し、いよいよ、
”私は本当にカメラマンを目指すのか・・・”と
周りからの出来事の中で確認していったのでした。
そしてその撮影会に参加した皆さんの悦びに満ちた表情を見て
やっぱり写真っていいよね・・・って確信した時間にもなりました。
新しいカメラを初めてのヤフオクで落札
それからは、やっぱりプロになるなら、もう迷っている暇はない
お客様により喜んで頂くためにも、綺麗に撮れる新しいカメラが必要だ
と思い、早速購入しようとしました。
ところが、そのカメラはどこを探しても在庫がなく、みな3ヶ月待ち・・・
という状況でした。3ヶ月も待てない・・・そんな思いで、中古でもあれば
と思って探したところ、ヤフーオークションのサイトで、明日締め切りの新品のカメラを
発見。やってみた事もなかったヤフオクに入札をして、なんと無事に落札。
そんな過程を経て、おすすめのカメラがやってきました。
写真の整理にはMacが必需品だった
カメラが無事に手に入ったと思ったら、実際に撮った写真を整理するには
Macが必要という事にも気づく事になります。
実は私はアナログ人間で、Windouwsも使いこなせないのにMacは敷居が
高くて考えてもいない部分でした。
だけど、とうとうMacbookProも手にして、今はまだ模索中ではありますが
iphoneと連動した事でなんと便利になった事か・・・と感動中でもあります。
写真を始めた事で、私は思い切りも良くなりました。
まわりの応援に支えられ初めての撮影会を開催
そしてなんと先日、私を始めて撮ってくれたカメラマンさんが
一緒に撮影会をやろう!!とお声がけしてくれ、「W撮影会」
を開催する事が出来ました。
主宰も友人がやってくれ、足りない所ばかりの私を
周りの皆さんが応援して助けてくれ、何とか無事に終える事が
出来ました。
素に戻るありのままのあなたを写す写真
撮った写真を見て参加した皆さんに言われた事は
「そのまんまの私が写ってる・・・」という事でした。
同じ場所で同じ日に同じものを撮ったとしても、
全部仕上がりは違うものになるよ・・・とTHUGUさんに
言われていたけれど、まさに写真には撮り手の私も写るのだ・・・
と言う事を実感しました。
なりたい未来を先取りする写真も撮れる様になりたい。
だけど、まずは、ありのままの素の自分を改めて知る写真も
ありかな・・・とそんな風に思う事も出来ました。
真っ白なキャンバスに描く未来
私が何度も写真を撮って頂く中で感じた事は、
撮られるごとに、自分を覆っていた殻がむけて、
どんどん自分のど真ん中に近づいていく様な感覚でした。
恥ずかしいとか、人にどう思われるかとか、そんな余計な気持ちが
何もなくなった時、本当のあなたは何を望み、どう生きていきたいのか、
素直に思い描く事が出来る、なりたい自分で生きれば良い、
その本当の気持ちに近づくための撮影体験になると思っています。
なりたい自分を明確にして一歩踏み出す応援写真
キャンバスが真っ白になったら、好きなように描けます。
今の何も飾らないあなたでも充分美しい事は証明出来ました。
どんな未来でも幸せにしかならないから、
自由に、なんの制限もなく一歩踏み出してみて下さい。
子供の頃、ブランコを見つけたらだただた飛び乗って遊んだ様に・・・。
写真が教えてくれること
あなたがあなたでいる事、それが一番美しい姿です。
写真に写っているあなたがあなたの一番の応援団です。
定点観測のおすすめ
写真は全てを写し出します。
隠しても隠し切れないあなたの魅力。
これからどんどん進化していくあなたを、是非、定期的に
撮影してあげて下さい。
年に一度でも二度でも、健康診断の様に、
きっと今のあなたの状態を写し出してくれるから。
是非、撮影体験を日常に取り入れて頂けたらいいな・・・と
思っております。
2023.11.10
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