日本映画のあらすじと感想 日本語と英語で書いてみた
小さいおうち(2014)
82歳の山田洋二監督がメガホンをとった作品。主役のタキを演じた黒木華がベルリン映画祭で主演女優賞を受賞した話題作である。第二次世界大戦がはじまる前、まだ世の中が好景気に踊らされている時代、東京の郊外に赤い屋根の小さい家が新築された。まるで絵本の中から抜け出てきたような、モダンでかわいらしい家である。この小さな家で起こった出来事が東北から出てきたお手伝いの少女、タキの目を通して語られる。
晩年のタキ(倍賞千恵子)はアパートに一人暮らし。たまに甥の