スーテントお試し期間

お母さんは、ただいまスーテントという分子標的薬のお試し期間。1か月、まずは頑張ってと先生に言われ、早2週間。

体調がましな日があったり、
体調がダメな日があったり。
ご飯が食べられたり、食べられなかったり。

なにせ、体の中の様子が分からずなので、
薬が効いてるんだか、効いてないんだか、、。
でも、約１か月前に、
このままだと余命1か月と言われたところからここまできていると言うことは、効いてる、、のか？？

そんな、訝しむような気持ちで
過ごしているわけです。そんな中、母からLINEが。

「お父さん、お母さんの病気が原因で
眠れないみたい。鬱病みたいになってる。」

と連絡が。
まぁーーーーー、そうなるわなーーー。
衝撃の余命1か月宣告は母には言ってないもので、私と父の心の中に秘めていました、、。だからこそ、父は日々、心配しすぎて、思いを吐き出すこともできず、自分も倒れかねない事態に。あと、父は昔の人です。だから、母に家事は頼りきり。ここ数年、仕事をリタイアしてからは色々やっていましたが、母がいない生活を想像してしまったら、もうどうしたら良いか分からなくなってるのでしょう。

なんだ。もう、私はどうしたら良いのだ。
あーーー！！
と頭が爆発したら、私も現在発熱。
熱出してる場合じゃないのにーー！
というわけで家族ぼろぼろ状態です。

話は変わりますが、
先日、久しぶり出社したら、
これまた久々に会った人が。
前よりも、すんごく痩せていらしたので、どうしたのかと聞いたら、実はその方も癌サバイバーになっていました。しかも、その方もなかなかないパターンのものらしく、希少癌のひとつとのこと。話していると、私自身の話ではないものの、治験のこととか、セカンドオピニオンのこととか、なんか、やってきたことや動き方が一緒で、こんな言葉は適切ではないと思うけれど、少し嬉しいというか、あ、仲間がいるんだという気持ちになりました。いや、私は本人じゃないし、そんなこと言われたら嫌だと思いますが、、。ごめんなさい。

それにしても希少癌と言われるもの。
知らないものがたくさんきっとあるんだろうな。それをあわせていったら、きっと希少がんになる確率はもしかしたらそこまで低いわけでもないのかも、と思いました。

人間の体はまだまだ分からないこともたくさんある。ちょっとでもお母さんの治療につながること、新しいものが出てきますように。

そうだ、遺伝子ゲノム検査をその方に教えてもらいました。それも手だな、と思い始めました。