CFP金融対策 #1
6月にCFP試験を受験された方は7月20日までの合格発表までドキドキされていらっしゃるのではないかと思います。
2級や3級試験やきんざい1級学科は60%得点すれば合格出来ますが、CFP試験は受験生の中での相対評価となるため、30点前後(50点中)の自己採点だった受験生は合格発表まで自分が合格しているか分からずもやもやした日々を過ごさなければなりません。
因みに
2021年11月試験は27点合格
2021年6月試験は28点合格
2020年11月試験は29点合格と他の科目と比べて合格ラインは低めとなっています。
CFPのラスボスと言われる「金融」が1日目の最初の科目であるため、金融の手応えは後の不動産とライフプランニングにも響きます。
1科目2時間、1日6時間の試験であるため、私も2020年11月試験を受験したときはヘトヘトで帰るのが精一杯という感じでした。
「金融」には精選問題集だけでは対策が取れない問題があります。
毎回出題される内閣府や日銀のレポートです。
直近2022年6月試験は
内閣府 2021年8月「世界経済の潮流」
日銀 2021年10月「経済・物価情勢の展望」
内閣府 2021年9月「令和3年度 年次経済財政報告」
と3問も出題されました。
2021年11月試験は
日銀 2021年4月「経済・物価情勢の展望」から
2021年6月試験は
内閣府 「令和2年度 年次別経済財政報告」から
私が受験した2020年11月試験は
日銀 2020年4月「経済・物価情勢の展望」
日銀 2020年4月「金融システムレポート」から出題されました。
出来ればプリントアウトして音読・熟読するなどしておくと、比較的容易に解けるのではないかと思います。
お陰で私はこの2問は得点することが出来ました。
外貨建て計算問題などは非常に時間がかかり難易度も高いので、そこに時間を掛けるよりも、6月試験受験生は最低でも「経済・物価情勢の展望」、11月試験受験生は前年度の「年次経済財政報告」を読んでおくことが得点アップに繋がるのではないかと思います。
CFPは満点を目指す試験ではなく、7割得点できれば合格できる試験なので、得点すべき問題を着実に得点する事で合格が見えてきます。