580: Captain Sensible / Happy Talk

ダムドと言えば、ヴォーカル、デイヴ・ヴァニアンの「ドラキュラ」風な白塗りメイクのイメージが強いですが、赤いベレー帽にサングラスのキャプテン・センシブルも、なかなかのインパクトがあるファッションでした。
デビュー当時はベースでしたが、ブライアン・ジェイムス脱退後の再結成時にはギターを担当するなど、器用な印象があるミュージシャンです。
そんな彼が、1982年にソロとしてリリースしたのがこの曲。UKチャートで1位(2週)を獲得する大ヒットとなっています。
オリジナルは、ミュージカル『南太平洋』で使われたスタンダード・ナンバーですが、ここでは何とも能天気なダンス・チューンに生まれ変わっています。
正直、「パンク・ロッカーがやることか!?」という気もしますが、その後の活動を見ても、彼自身、パンク・ロックへのこだわりはそこまで無かったのでしょう。

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