853: Raspberries / Go All The Way

エリック・カルメンが中心人物として在籍していたバンドがラズベリーズ。
このバンド、最も売れた2ndアルバム『明日を生きよう』がギリギリUSトップ40入り(36位)した程度で、セールス面では大成功を収めたといえるか、微妙なラインです。
ただ、そのサウンドは「元祖パワー・ポップ」として評価されており、彼らに影響を受けたことを公言しているミュージシャンも数多くいます。
彼らの1stアルバム『ラズベリーズ』(US51位)収録曲で、最大のヒットとなったシングルがこの曲(US5位)。
ポップなメロディ、美しいコーラス、ノイジーなギター、ちょっと大げさなフックといった、パワー・ポップの「お約束」である要素が詰まった名曲と言えるでしょう。

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