1064: The Velvet Underground / Lady Godiva's Operation

「レディ」つながりで、もう1曲。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの作品中で、最も前衛的と言われるのが、1968年リリースの『ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート』。
ノイズを多用した現代音楽的なサウンドに加えて、大半の曲の歌詞がタブー視されることの多いテーマを扱っており、とにかく実験的なアルバムです。
A面3曲目に収録されたこの曲のテーマは「トランス・セクシャル」。リード・ヴォーカルはジョン・ケイルですが、途中からはルー・リードと2人で分け合っています。
セールス的にはUSでの最高位199位に過ぎないアルバムですが、ポピュラー・ミュージックの表現の幅を広げたという点で、後のミュージシャンに与えた影響は計り知れず、文句なしでロックの歴史に名を残す作品と言えるでしょう。

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