172: Blind Faith / Presence of the Lord

1967年に始動したトラフィックでしたが、1969年、スティーヴ・ウィンウッドがブラインド・フェイスを結成するために脱退し、活動を休止します。
ブラインド・フェイスは、エリック・クラプトン、ジンジャー・ベイカー(ともに元クリーム)、リック・グレッチ(元ファミリー)、そしてウィンウッドという「スーパーグループ」でしたが、アルバム『Blind Faith』1枚を残して、あっけなく解散しています。
そのアルバムも、「このメンバーだったら、もっとブルージーなサウンドを期待したのに...」と言う評価も多く、さらに、悪名高いジャケット(この動画のサムネイルです)が物議をかもすなど、なんとも言えない「お騒がせ」感が漂います。
とはいえ、UK1位/US1位の歴史的なアルバムであることは間違いありませんし、あえてゴリゴリのブルースを追求しなかったことに意味があるようにも思います。
ゴスペル調のこの曲は、クラプトン作曲。その後の彼のソロでも演奏されていますが、個人的にはウィンウッドのヴォーカルが合っていると思います。

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