1176: Lou Reed / Dirty Blvd.

私が洋楽を聴き漁っていた80年代の中頃、ルー・リードと言えば「過去の人」といった印象がありました。
そんな中、1989年にリリースした『ニューヨーク』(US40位/UK14位)は、NYアンダーグラウンドシーンの帝王が「復活」したことを告げる快作となりました。
原点回帰したかのようなバンド・サウンドと、つぶやくようなヴォーカルのコンビネーションは、特に変わったことをしているわけではないのに、不思議なインパクトがありました。
ラジオで高い人気を誇ったこの曲は、ビルボードのモダン・ロック・トラックス・チャートで4週1位を獲得しています。

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