1016: Bob Dylan / Love Minus Zero/No Limit

「リミット」つながりで、この曲へ。
1965年にボブ・ディランがリリースした『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』(US6位/UK1位)は、A面がエレクトリック、B面がアコースティックという構成でした。
当然、従来のフォーク・ファンからは非難の声を浴びせられますが、ディランはフォークロック路線へと進み、次作『追憶のハイウェイ61』につながっていきます。
エレクトリック・サイドに収録されたこの曲は、シンプルな構成の演奏をバックに、語りのような歌詞が歌われる、いかにもディランの曲と言った印象です。
ただ、プロテスト・ソングの時期のストレートな歌詞と比べると、かなり抽象的になっていて、正直に言うと、私、いまだにこの曲の歌詞の意味が良く分かっていません。
ちなみに、ジャケットに写っている女性は、当時のマネージャー、アルバート・グロスマンの妻、サリー・グロスマンです。

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