690: Eurythmics / Thorn In My Side

アルバム『リヴェンジ』からカットされたシングルはUSとUKで異なっており、それぞれの国の嗜好を表しているようで、なかなか面白いです。
本国UKの1stシングルは「ホエン・トゥモロー・カムズ」(UK30位)でしたが、USではカットされていません。
一方、USでの1stシングルは「ミッショナリー・マン」(UK31位/US14位)でした。
いかにもUS受けしそうなダンス/ヒップホップ寄りのサウンドに加え、MVの完成度が高かったこともあり、USトップ20入りを果たすとともに、翌年のグラミー賞も受賞しています。
一方、UKでは2ndシングルとなったこの曲がUK5位のヒットを記録しています(US68位)。
こちらは、60年代のスウィンギング・ロンドンを彷彿とさせる軽快なポップナンバーで、UKで大ヒットしたのも納得です。
ちなみに、MVに登場するドラマー、どこかで見たような気がすると思っていたら、ブロンディのクレム・バークでした。

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