285; The Power Station / Harvest For The World

昨日「Election Day」を取りあげましたが、もうすぐ総選挙があることとは、特に関係ありません(笑)。
アーケイディアを取りあげたので、公平にザ・パワー・ステーションも取り上げようと思います。
シングルヒットした「サム・ライク・イット・ホット」や「ゲット・イット・オン」(Tレックスのカヴァー)も良いのですが、個人的に好きだったのが、アイズレー・ブラザーズのカヴァーであるこの曲。
アンディ・テイラーのギター・カッティングと、トニー・トンプソンの重めなドラムスが印象的なこの曲。アンディは、リード・ヴォーカルをロバート・パーマーと分け合っており、大活躍です。
そんなロック・ナンバーですが、歌詞は非常にシリアス。貧富の格差や戦争が無くならない社会に対し、「いつになったら世界の収穫期はやってくるのだろう?」と問いかけます。
ところで、当時ロバート・パーマーを見て、「ダンディなおっちゃんだなぁ~」と思っていたのですが、彼は1949年生まれなので、この頃30代半ばだったということになります。それであの渋さは反則でしょう。
そんな彼も、2003年に54歳で世を去りました。同年、トニー・トンプソンも48歳の若さで亡くなっています。
そして、いつの間にか自分は50を過ぎている...時の流れを感じてしまいます。

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