211: The Bangles / Hazy Shade of Winter 15 Shiny_Shin 2021年8月1日 22:06 サイモン&ガーファンクルのカヴァーで、個人的に取り上げたいのが、1987年のバングルスによる「冬の散歩道」。リアルタイムで聴いていたので、非常によく覚えています。私と同世代の方なら、ご納得いただけるのではないでしょうか。S&Gのオリジナル(「A Hazy Shade of Winter」)は、1966年にシングルリリースされ、US13位のヒットとなっています。彼らの作品の中では、ロック寄りの1曲です。バングルスによるカヴァーは、映画『レス・ザン・ゼロ』のサウンドトラックに収録されており、かなりハードなサウンドとなっています。これはおそらく、プロデューサーのリック・ルービンの趣向を反映しているのでしょう。サウンドは大きく変わっても、曲のもつ魅力、特にギターリフのインパクトはそのままで、改めて名曲であることを再認識します。また、彼女たちのヴァージョンでは、ブリッジが大幅に短縮されており、「drinking my vodka and lime」という歌詞もカットされています。真偽のほどは定かではありませんが、謝罪の意味を込めて、彼女たちがポール・サイモンにウォッカとライムを贈った、というエピソードがありました。バングルスのヴァージョンはシングルカットされ、US2位/UK11位という、本家を上回る大ヒットを記録しています。ポール・サイモンにとっては、ウォッカとライムより、印税の方が嬉しかったかも知れません、という下衆の勘繰りはやめておきます。 #音楽 #動画 #サイモンとガーファンクル #カヴァー #バングルス #冬の散歩道 #リック・ルービン #レス・ザン・ゼロ #ウォッカとライム 15 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート