192: Dionne Warwick / Trains and Boats and Planes

フランク・アンド・ウォルターズの1stアルバムのタイトルは『Trains, Boats and Planes』ですが、おそらくバート・バカラックとハル・デヴィッドの名コンビが書いたこの曲を意識したのだろうと思います(「and」が1つ少ないけど)
この曲を最初に録音したのはバカラック本人で、1965年にUK4位のヒットとなっています。また、ビートルズのマネージャー、ブライアン・エプスタインは、この曲を聴くと、自らがマネジメントするビリー・J・クレイマー&ザ・ダコタスのシングルとしてほぼ同時期にリリースし、こちらもUK12位/US47位のヒットとなっています。
そして、おそらく最も有名なのは、ディオンヌ・ワーウィックが1966年にリリースしたこのヴァージョンでしょう。US22位のヒットを記録しています。
ディオンヌ・ワーウィックを知ったのは、1985年の暮れに大ヒットしたディオンヌ&フレンズ「That’s What Friends Are For」が最初でしたが、当時は「スティーヴィー・ワンダーやエルトン・ジョンと一緒に歌っている、黒人のオ●ちゃん」くらいの認識でした。無知とはおそろしい...
60年代から数々のバカラック・ナンバーを歌った偉大なるシンガーであり、またホイットニー・ヒューストンの従姉だと知ったのは、しばらくたってからでした。

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