581: Siouxsie And The Banshees / Happy House 11 Shiny_Shin 2022年8月9日 23:51 「ハッピー」つながりの候補曲は多いですが、同時代のUKのヒット曲から選んでみました。スージー・アンド・ザ・バンシーズは、1978年のデビュー当時は、いかにも「ポストパンク」と言った感じのストレートなサウンドでしたが、アルバムを出すごとに、うまく表現するのが難しいのですが、サイケ風と言うか、ドロドロしたサウンドにシフトしていきます。1980年にリリースした3rdアルバム『カレイドスコープ』(UK5位)は、そんな変化がはっきりと見え始めた作品。サウンドの幅が広がった原動力は、このアルバムから参加したギターのジョン・マッギオークとドラムスのバッジーと言ってよいでしょう。そして、スージー・スーのヴォーカルも、呪術的な香りを漂わせています。先行シングルとしてリリースされたこの曲(UK17位)は、そんな彼らの変化の過渡期ともいえる作品で、初期の雰囲気は残しつつも、不協和音混じりのギターリフやタムの連打などの要素が見え隠れしています。スージー・スーの見た目のインパクトから、ヴィジュアル重視のバンド(要はイロモノ)と誤解されている面がありますが、彼らからの影響を公言するバンドは多く、ミュージシャンズ・ミュージシャンとして評価されているグループです。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #音楽 #動画 #ポストパンク #カレイドスコープ #スージー・アンド・ザ・バンシーズ #スージー・スー #バッジー #ジョン・マッギオーク #ハッピー・ハウス 11