867: Johnny Griffin / All The Things You Are 9 Shiny_Shin 2023年8月27日 23:32 『サウンド・オブ・ミュージック』の作詞を担当したオスカー・ハマースタイン2世は、ジェローム・カーンやリチャード・ロジャースとのコンビで多くのスタンダード・ナンバーを残した、20世紀ミュージカルを代表する作詞家です。数々の名曲の中で、ジャズメンに最も取りあげられているのは、おそらくこの曲ではないでしょうか。1939年のブロードウェイ・ミュージカル『Very Warm for May』中の曲ですが、ミュージカルの方は59公演で終了しており、失敗作と評されることが多いようです。ただ、この曲は、そのコード進行の面白さから、アドリブ自慢の猛者たちが、こぞってレパートリーに加えることとなりました。ここでは、1957年にブルーノートからリリースされた、ジョニー・グリフィンのヴァージョンを。テナー3人(グリフィン、コルトレーン、ハンク・モブレー)にリー・モーガンのトランペットを加えた4ホーンによる競演は聴きごたえがあります。それをグイグイ後押しするウィントン・ケリー、ポール・チェンバース、アート・ブレイキーが、これまた素晴らしい。『ブローイング・セッション』というタイトル通りの、名演と言えるでしょう。 #音楽 #動画 #ブルーノート #ジョニー・グリフィン #ジェローム・カーン #オスカー・ハマースタイン2世 #オール・ザ・シングス・ユー・アー #ブローイング・セッション 9 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート