1123: The Horace Silver Quintet / Nica's Dream

ジャズの「スコープ」つながりです。
ホレス・シルヴァーが1960年にリリースした『ホレス・スコープ』は、ソウルフルな演奏が素晴らしい作品。
この時代、ブルーノートのファンキージャズを引っ張っていたのは、間違いなくシルヴァーだったと思います。
多くのミュージシャンが取りあげるジャズ・スタンダードとなったこの曲は、シルヴァーが書く曲の特徴である「ファンキーなのに哀愁を帯びている」という魅力が凝縮されたような作品です。
このアルバム、演奏は文句なしに素晴らしいのですが、イマイチ『名盤』感が無いのは、ジャケットのせいじゃないか、と思っています。
他のブルーノート作品のように、レコーディングのリハーサル風景を写したモノクロ写真が使われていれば...

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