378: Lou Reed / Hangin' Round 13 Shiny_Shin 2022年1月16日 23:12 ルー・リードによる「パーフェクト・デイ」のオリジナル・ヴァージョンは、1972年のアルバム『トランスフォーマー』(US29位/UK13位)に収録されていました。個人的には、このアルバムが彼の最高傑作だと思います。このアルバムには、彼の代表曲でもある「ワイルド・サイドを歩け」(US16位/UK10位)も収録されています。「パーフェクト・デイ」(3曲目)と「ワイルド・サイドを歩け」(5曲目)に挟まれて収録されていたのが、ギターリフが印象的なポップ・ナンバーのこの曲。ルー・リードと言えば、ボソボソつぶやくような歌い方が特徴ですが、それゆえにアルバム通しで聴くと、単調というか抑揚がないというか、そういう印象を与えてしまう傾向があります。それを回避するために、この曲のようにポップなナンバーを散りばめていることが、このアルバムの価値を高めているように思います。このあたりは、プロデュースを担当したデヴィッド・ボウイとミック・ロンソンの卓越したセンスのなせる業でしょう。しかし、そう考えると、ヴェルヴェッツの1stにニコを参加させたのは、意外と理にかなっていたのかも知れません。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #音楽 #動画 #トランスフォーマー #デヴィッド・ボウイ #ルー・リード #ヴェルヴェット・アンダーグラウンド #ニコ #ミック・ロンソン #ワイルド・サイドを歩け #ハンギン・ラウンド 13