106: Faces / Ooh La La 7 Shiny_Shin 2021年4月18日 22:31 1970年代前半、ロッド・スチュワートは、ソロ活動と同時に、フェイセズのヴォーカリストと「掛け持ち」していました。スティーヴ・マリオットが脱退したスモール・フェイセズに、ジェフ・ベック・グループからロッドとロン・ウッドが加入して結成されたフェイセズ。1971年にはシングル「Stay With Me」がヒット(UK6位/US17位)しますが、ロッドがソロで大成功を収めると、次第に「ロッドのバックバンド」的な位置づけとなり、メンバー間の関係も微妙になっていきます。この曲は、1973年にリリースされた最後のスタジオ・アルバム『ウー・ラ・ラ』のラストに収録されたタイトル曲。歌っているのは、ロッドでも、ロニー・レーン(ベース)でもなく、ロン・ウッド。また、ロッドはこの曲には参加していません。その後、1973年にはロニー・レーンが脱退し、1975年に解散。ロッドはその後もソロで大成功、ロン・ウッドはローリング・ストーンズに参加と、バンドの花形であるヴォーカル&ギターの「後加入組」だけが陽の目を見る結果となり、正直、「薄情だなぁ~」と、以前は思っていました。ただ、ロニー・レーンが多発性硬化症という難病に罹った時、高額の医療費を密かに払い続けていたのは、ロッドとロン・ウッドだったそうです。同じバンドで過ごしたメンバー同士にしか分からない想いが、きっとあるのでしょう。 #音楽 #動画 #ロッド・スチュワート #フェイセズ #ロン・ウッド #ウー・ラ・ラ #ロニー・レーン 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート