345: Zager & Evans / In The Year 2525 (Exordium & Terminus) 8 Shiny_Shin 2021年12月13日 22:14 「一発屋」の定義はいろいろですが、一般的には・ デビュー曲(または、それに準ずる曲)が派手なナンバー1ヒットになる・ それ以外の曲はヒットしていない(トップ10圏外、できればトップ40圏外)・ メンバーが、別の名義でもヒット曲を出していないといった感じでしょうか。この定義だと、音楽史上最大の一発屋の称号は、ゼーガーとエバンズに贈るのが相応しいように思います。1969年にリリースされた、彼らのメジャーデビューシングルのこの曲は、USで6週連続1位、UKでも3週連続1位と、大ヒットを記録します。しかし、この後数曲リリースするも、US・UKとも100位内に1曲もチャートインしていないという、唯一無二の記録を打ち立てます。この記録、もう二度と達成されないような気がします。そして、そのまま1971年に解散という、一発屋の見本のような活動歴です。ただ、この曲、歌詞が非常に深くて、人類の未来に対する警鐘を歌った内容は、環境破壊問題をかなり先取りしていたとも言えます。謎なのは、歌詞に出てくる西暦年で、「2525年」「3535年」「4545年」「5555年」「6565年」と、ここまではいいのですが、次が突然「7510年」「8510年」となります。そして、また「9595年」となるという、かなり意味不明です。まあ、怪しい曲調といい、かなり謎めいたヒット曲ではありますが、音楽史に名を残す1曲であることだけは間違いないでしょう。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #音楽 #動画 #西暦2525年 #ゼーガーとエバンズ #2525 #史上最大の一発屋 8