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【生産性のモノサシ】 成果主義の誤解

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「成果主義」という言葉は、日本の経営者や人事部門によって酷く曲解されて使われてきた。

日本の成果主義

  • 結果による信賞必罰

  • 人事評価の道具

本来の成果主義

  • 成果が出るように仕事をデザインする

  • 成果から逆算してやるべきことの優先順位や段取りを決める

  • そのために、自分たちがあげるべき成果は何か? そのための最良の取り組みは何か? を考え、相談する。ドラッカーはこれを「目標によるマネジメント MBO: Management By Objectives」と呼んだ。

マネージャーとは何か: 「組織の成果に責任を持つ者」である
マネジメントの三つ役割:
(1) 自らの組織に特有の使命を果たす
(2) 仕事を通じて働く人たちを生かす
(3) 自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する
成果を中心に考える:  さらに基本的なこととして、成果すなわち仕事からのアウトプットを中心に考えなければならない。・・・いかなる道具を、いつ何のために使うかは、アウトプットによって規定される。作業の組み立て、管理手段の設計、道具の使用など必要な作業を決めるのは成果である。

ドラッカー「マネジメント(エッセンシャル版)」上田惇生編訳

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