記念日を彩る松本市中町通りと浅間温泉の旅①
年に一度のパートナーとの大切な記念日。今年は、日々の忙しさを忘れてゆっくりと過ごすため、長野県松本市の浅間温泉で1泊2日の旅を計画しました。美しい自然と温泉、そしておいしい食事に恵まれた時間は、心に残る特別なものとなりました。
レトロな中町通りと「時代遅れの洋食屋 おきな堂」
旅の始まりは、松本市の中町通り。歴史を感じる白壁土蔵が立ち並び、どこか懐かしい雰囲気が漂うこのエリアは、歩いているだけで楽しい気分になります。お昼には、通りの中ほどにある「時代遅れの洋食屋 おきな堂」へ立ち寄りました。
店内は昭和の香りが色濃く残り、レトロな雰囲気に包まれています。おすすめメニューのポークステーキとボルガライスを注文すると、期待以上の美味しさに感動。ジューシーなポークステーキと、オムライスにデミグラスソースをたっぷりとかけたボルガライスは、どちらも食欲をそそる味わいでした。落ち着いた空間でいただく食事は、旅の始まりにぴったりでした。
onsen hotel OMOTOでの贅沢なひととき
お昼を満喫し中町通りをお散歩した後は、今回の宿泊先である「onsen hotel OMOTO」へ。チェックインを済ませると、広々としたお部屋からは雄大な山々を眺めることができました。この眺めだけでも日常を忘れるには十分ですが、何よりも素晴らしかったのはお風呂とサウナ。
露天風呂からは松本の山々が一望でき、湯船に浸かりながら自然と一体化するような感覚を味わいました。また、サウナでじっくり汗を流し、その後に外気浴を楽しむと、体が軽くなるような爽快感が広がります。この癒しの時間が、日々の疲れを一掃してくれるようでした。
萬山園での心に残る晩ご飯
夕食には、近くにある「萬山園」を訪れました。このお店は昭和2年創業の老舗であり、松本の人々に長年親しまれてきたお店です。
シンプルながらも深い味わいのラーメンと、皮がもちもちした餃子は、どこか懐かしさを感じさせる味でした。しかし、HPをみると跡取りがいないため、今の店主さんの代でお店は閉めてしまうらしい。少し寂しい気持ちになりました。
初めての場所で過ごす大切な時間
今回の旅で改めて実感したのは、「初めて訪れる場所で大切な人と過ごす時間の尊さ」です。浅間温泉や中町通り、そしてonsen hotel OMOTOは、私たちに新しい発見と感動をもたらしてくれました。
短い時間でしたが、どの瞬間も特別で、記念日にふさわしい贅沢なひとときでした。来年もまた、新しい場所で特別な記念日を過ごす旅を計画しようと思います。
松本市は、歴史ある街並みと温かい人々、美味しい料理にあふれた魅力的な場所です。大切な人との思い出づくりに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。