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(15)『鬼滅の刃:刀鍛冶の里編』(1・2話)【おすすめアニメ感想】

今回、アニメ作品『鬼滅の刃:刀鍛冶の里編』(第3シーズン)について、速報的に1・2話の雑感を記したいと思います。

アニメ「鬼滅の刃」公式ポータルサイト

本編全般について
新シリーズ開始のわくわく感がありました。

鬼側(無惨側)では上弦がすべて登場し、いよいよ本作の盛り上がりを感じさせます。新たな柱役(副主人公)として、甘露寺や時任が登場し、今後の展開が楽しみです。

本編の下地として、脇役だった(といってもかなり強烈なキャラクターである)鎧塚さんも加え、刀鍛冶とゆう本来裏方の存在が主体になっている点がわたしの興味を引きました。

本編のもう一つの副主人公は、刀鍛冶たち(里の者たち)であるような気がします。

そして、以前より度々チラ見せされていた謎の剣士である縁壱、また、その関連するキャラクターと思われる上弦の鬼や縁壱零式などの登場も興味深い。
本作の今シリーズはかなり期待持たされます。

無限城のシーン
まず動画のクオリティの高さに圧倒されました(同様の意見が多くありますね)。映画レベルと言いますか。
(といっても1話は劇場公開なので相応のクオリティなのかもしれません)

そして、第1シーズンでは下弦の鬼が勢ぞろいだったのですが、
今回、いよいよ上弦の鬼が勢ぞろいし、本作における盛り上がりのストーリーが開始されたわくわく感がありました。
アカザが主人公目線となって展開することによって、各鬼たちの性質がわかりやすく紹介されていました。特にアカザを含めた、上弦の壱、上弦の弐の性格(キャラ)の違いや対比が面白いです。
(ベスト3の鬼はいずれもスマートなキャラクターとして設定されてますな。)

鬼舞辻󠄀無惨は最初登場時(スタンダード)に近い姿(第1シーズンでは何故か旅館の女将みたいな)でシュッとして好感が持てました。
ただ、この方は見るたびに、いつも追い詰められた感が伝わってきます。

手下の鬼たちは鬼舞辻󠄀と異なる意味で追い詰められている(上から)のですが、鬼舞辻󠄀無惨の抱える焦燥感が無い部分では楽観的なように見えるし、その手下たちの楽観的な部分に対してイライラしているようにも見えました。

あと、コクシボウ(上弦の壱)の姿が縁壱に似ていることも興味を引く(上弦の壱は縁壱のなれ果て? ただ耳飾りはない)。

あと、壺の鬼(上弦の吾)に対する無惨の言、
「未確定の情報を喜々として伝えに来るな!」(←ウァァアア)
いや、ほんとそれな。

炭治郎の夢のシーン
最初、おにぎりを持ってきた人が炭治郎かと思いました(遊郭編から数年経過し、炭治郎はすでに結婚して、子供がいるかと思った)。(おにぎりとみそ汁が美味しそう)

実際は夢の場面は300年ほど前の過去のできごとらしいです。キーパーソンであろう縁壱は過去の人物であり、炭治郎のいる時代にはすでにいないものであるところや、

これが鬼側では不滅の生命であること、炭治郎側では『刀』及び伝統や技とゆう重要な遺物によって、縁壱とつながってゆくところなど、とても面白いです。

蝶屋敷のシーン
鬼側のおどろおどろしくも(とはいえ和気あいあい下部分もある)抑圧的な雰囲気と、蝶屋敷の平和的な一面とが対照的に表現されていました(笑いのあるギャグのシーンを含め)。
(緊迫感からホットする弛緩したシーンの移行の演出といいますか)

やはり着目点は、カナヲ。「カナヲがしゃべった~~」、と思いました。
感情が豊かになったとゆうか。

炭治郎が女子たちに取り囲まれてほほえましいシーンでした。

甘露寺登場
甘露寺さんについては、登場時(第1シーズン)、わたしは不信感をもって見ていた登場人物だったのですが、本シリーズで性格(キャラクター)が明らかになると、好きになってしまいました。
柱のなかではかなり好感のもてる、愛らしいキャラクターであるし、登場シーンからエロスを振りまいていたのも面白くて良いです。

縁壱零式
零式は縁壱の姿を模している点など面白さを含んでいます。ここで、零式が『刀』とゆう本編で特に対象となる重要な要素の入り口になっている演出がとても面白いと思いました。

なお、『零式』とゆう名称は山口貴由著の『覚悟のススメ』を連想させ、刀を手にするからくり人形とゆう姿は『刀語』の日和号を連想させ(どちらも可愛さがある)、とても面白いです。

縁壱零式とゆうキャラクターの登場もとても面白くて、興味惹かれました。

本作の今後の進展を楽しみにしたいと思います。






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