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kindle出版における生成AI使用について(AI規制に関して)
こんにちは。今回、生成AIとkindle出版の関連について、記したいと思います。このことについては、すでにご存じの方もいるかもしれません。
画像生成AIと生きよう(5)
生成AIで作成したコンテンツ(画集、コミック(マンガ)または絵本など)を、Amazon kindleで出版したい方がおられると思います。
その場合、本著AIに関するコンテンツガイドラインが重要に関わってくる可能性があるので、以下にメモしたいと思います。
今秋(本年9月7日米国現地時間)、AmazonはKindle用電子書籍出版サービス「Kindleダイレクト・パブリッシング」のコンテンツガイドラインを更新し、AIに関する項目を追加したとのことです。
要はkindle出版の際には、生成AIにより作成したコンテンツは申告が必要とのこと(後に大幅な編集がなされていても同様とのこと)。
※巷では、kindle出版において、生成AIコンテンツの分別を開始したものとするお話が聞かれています。
ガイドラインに従っていないことが判明したコンテンツは却下または削除される点については従来どおり。
これは、知的所有権の保護を主幹においた対応とされているようです。
(引用元)Kindleダイレクト・パブリッシング:コンテンツガイドライン (Amazon)https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200672390
人工知能 (AI) コンテンツ (テキスト、画像、または翻訳)
KDP で新しい本を出版する場合、または既存の本を編集して再出版する場合、AI 生成コンテンツ (テキスト、画像、または翻訳) についてお知らせいただく必要があります。AI 生成画像には、表紙や本文の画像、アートワークが含まれます。AI アシスト コンテンツについて開示する必要はありません。AI 生成コンテンツと AI アシスト コンテンツは、次のように区別されます。
AI 生成: AI 生成コンテンツとは、 AI ベースのツールによって作成されるテキスト、画像、または翻訳として定義されます。AI ベースのツールを使用して実際のコンテンツ (テキスト、画像、または翻訳) を作成した場合、後で大幅な編集を行ったとしても、そのコンテンツは「AI 生成」と見なされます。
AI アシスト: コンテンツをご自身で作成し、そのコンテンツ (テキストまたは画像) を AI ベースのツールを使用して編集、改良、エラーチェックした場合、またはその他の方法で改善した場合、そのコンテンツは「AI アシスト」と見なされ、「AI 生成」とは見なされません。 同様に、AI ベースのツールを使用してアイデアを引き出し、最終的にはご自身でテキストや画像を作成した場合、そのコンテンツは「AI アシスト」と見なされ、「AI 生成」とは見なされません。 そのようなツールの使用やプロセスをお知らせいただく必要はありません。
すべての AI 生成コンテンツおよび/または AI アシスト コンテンツは必ずすべてのコンテンツ ガイドラインに準拠しており、さらに適用されるすべての知的所有権を遵守する必要があります。
わたしの個人的な整理で以上の説明文を要約すると、次の点がポイントのようです。
ポイント1:「翻訳」も含まれる
AI生成の対象に「翻訳」も含まれる。
ポイント2:編集してもAI生成とされる
AIで生成した文章(テキスト)、画像、または翻訳されたコンテンツが対象となり、後に大幅な編集がなされていてもAI生成したものとみなされる。
ポイント3:「生成」ではなく「編集」の場合はAIアシスト
オリジナルで作成されたコンテンツ(テキストまたは画像)をAIのアシストによって、編集、改良、エラーチェックした場合、またはその他の方法で改善した場合は「AIアシスト」であって、AI生成したものではないとされる。(申告不要)
※今回、本著では、noteが提供するAI生成機能により、上記↑見出し画像を作成してみました。
(参考記事)