なんとか今日中に投稿しようという浅ましい試み

書きたいことも書けないこんな短時間じゃ

ということで、今日はあと20分で書いたものを投稿して、一応の連続投稿をマークしておこう。

ここ3日間ほど、反町隆史の「POISON~言いたいことも言えないこんな世の中じゃ」で本当に赤ん坊が泣き止むのかというのを実地検証しているところである。

感想としては、
結構泣き止むけど、空腹には勝てない(当然)
という感じですね。

今回は、そこのレポというよりは、この歌どんな詞なんだろうというのを落ち着いて文面を追ってみようと思う。

いつまでも信じていたい
最後まで思い続けたい
自分は生きる意味があるはずと

Aメロ

「信じていたい」「思い続けたい」と願望が語られているという事は、そうするのが困難な状態にあるわけだ。
何が困難かというと「自分は生きる意味がある」と信じる、思い続けることだ。
つまりこの人は、自分に生きる意味があるのかを疑わざる負えない状態にある。
アイデンティティクライシス

冷めた目で笑いかけてる
魂を浸された奴
涙を流す痛みはあるのかい?

Aメロ

もう一人の登場人物「魂を浸された奴」が登場して、おそらく主人公を冷めた目で笑いかけている。
「魂を浸された奴」は、主人公の何に対して「冷め」ているのだろうか。
「自分の生きる意味」なんてものを探して悩んでいる様だろうか。
そして逆に主人公は「奴」に対して問いかけるわけだ。
「お前には、涙を流す程に、何かを感じることはできるのか?」

言いたいことも言えないこんな世の中じゃ POISON
俺は俺をだますことなくいきてゆく OH OH

サビ

そして、主人公はむしろ「奴」にこそ哀れみを向けるのだ。
お前は「言いたいことも言えない」でいるかわいそうな奴だ。
本当は、なにかに熱くなって涙を流す程悔しがりたいのにそうできない。
俺はそうじゃない。全力で挑戦して、負けて、自分の存在意義を疑うほどに打ちひしがれて。それでも全力で挑戦したいことをごまかすことなどしない。
OH OH
そう叫んでいるのだ。

まっすぐ向き合う現実(いま)に
誇りを持つために
戦うことも必要なのさ

サビ

奴はきっと自分自身、いつかは自分と一緒に夢を追いかけた仲間だったんだろう。
夢破れたという現実(いま)に向き合い、それでも誇りを持って生きるためには、慰めあうだけじゃない。
また戦うことでしか、敗北を誇りに変えることはできないんだ。
そう自分、仲間に優しく熱く語りかけているのだろう。

そんな男達が、明日も戦い続けるための子守唄
だからこそ、赤ん坊も眠りにつくことができるのだろう。

歌詞を読み解くことで、いかに子守唄として優れているかの一端を解き明かすことになるとは、30分前の私には想像することもできなかった。

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