劉備~筵織りから皇帝へ(前)~
・三国演義の主人公として
三国演義の主人公劉備玄徳。仁の人として描かれ、漢末の乱れ行く世を嘆き、義兄弟の関羽・張飛と共に立ち上がる。漢室を復興し、平和の世を実現するために数々の強敵と戦う。中でも、曹操は強大な敵であり劉備は何度も敗れた。しかし、自身の志を決して捨てず最終的には皇帝にまで上りつめた。こうした、劉備の不屈の精神、そして高邁な理想に数多くの読者が心打たれ、時代を超えて三国演義は読み継がれているのだが、史実において劉備玄徳とは一体どのような人物だったのか。詳しく見てい