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知らない世界の扉
就職で社会人について知る
新卒の就職活動では、他の学生たちと同じように「土日休み」「自活できる」「一人暮らしをしたい」それらを軸に会社を選びをしていました(もちろん内容や社風とかもだけど)。
今思い返すともっと大きな会社に入れたら人生変わっただろうなと思うけど、専ら中小企業で良いと考えてて、今思うと、当時の私はとても勉強不足だったし、社会について何も知らず、私なりに一生懸命だったので今あの頃の自分に何を言っても分からない(ピンとこない)だろう。
もしアドバイスできるなら、一つ前の高校時代の私に会って「大学が学びと出会いの場所であること、自分次第で未来を広げられること、好きなことを学びたくさんの本を読み、有意義な時間を過ごしてほしい」とお酒を飲みながら6時間くらい話したい。(大学の記事とか書いていたから、本当に活躍している学生のことをめっちゃ語ると思う!)
そうして一般企業に入った私は、「社会のこと」「企業とは」「企業で働く社会人」について学ばさせてもらいました。今こうしてフリーになって仕事ができるのは、その頃学んだ「社会人としての当たり前」があってこそ。これも一つの知らない世界の扉だったんだなぁと今なら思える。
その扉を出て3年。(フリーターとか)紆余曲折したあと、20代半ばで、雑誌の編集部に入社しました。友達の結婚式に行くお金がなくて就職を決めたのだけれど、思いがけず人生の転機となりました。
次の新しい扉を開けてびっくり!
その会社には、ライターやカメラマン、デザイナーなどフリーの人が山ほどいて、フリーランスで生活している人ってこんなにいるんだ!と衝撃を受けました。Googleマップはほとんど機能してなくて、マスメディアに叩かれてました。誰もつかっていなかったし、youtubeもInstagramも知っている人の方が少ない時代。「本当に、自由に仕事して稼いで生活成り立ってる人がこんなにいるんだ!」と思ってびっくりしました。新しい、知らない世界に出会った瞬間だったと思います。
その後「ノマド」というワードが出てきていて、結婚して子どもは産みたいと思っていたので、そうゆう働き方っていいなーとぼんやり思っていました。
10年で世界が変わった
そして今私もあの時衝撃を受けた「フリーランス」になり、編集部への入社から10年がたちました。「ライター」と名乗る人は山のように増え、珍しい人種じゃない。ネットメディアが大量になって情報収集はSNSが主流。だれもが情報発信できるようになり、10年で世界が変わったなぁと思います。
しかしなたら「知らない世界の扉」まだまだ、たくさんあるんだろうなとも思う。AI、トークン、金融、VR…。本やポットキャスト、youtube等情報もたくさんあり、アクセスも格段によくなって、本当に驚くばかり。その分扉が多すぎで、どこに足を踏み入れるか…。取捨選択も大切。
小さな行動を積み重ねることが大事なのかな。あと、触れる情報と時間を意識すること。まだまだ人生の道のりは長い。雑誌が好きだった私も時代の変化に伴い、フリーランスという立場故、よくも悪くも、40代はまた人生の第2章のスタートに立つことになってしまったなぁと思うきょうこの頃。