「40代からのライフシフト」という本があるらしい…
求人関係の仕事をしている中で「未経験可(35歳位まで)※若年層の長期キャリア形成を図るため」という文言を見たり聞いたりする。
私もとうとうこの枠から外れてしまったか。。。と思うとどうもやるせない気持ちになる。かと言って「はい!なんでもやります!」というノリで働けるかといったらそうでもない。
ただ、この事実は受け止めなければ…と思う。
「40代からのライフシフト」という本があるらしい ということでまだ読んではないが、レビューを見てみると
この方意見の中で、「案外ヒトの経験していないことを経験していることのアドバンテージがあるのかもしれないと思った。」というのは、良き気付きなのかもしれないと思った。
こうなりたい、ああなりたい、とか、テスト、受験、就職、キャリアアップなどの目標も 無い今。今までの経験や、今持っているもの、今まで関わったものを掘り起こしてどう料理していくのか。
40歳からの自分人生の楽しみは、そうやって少しずつ、つくりだすものかもしれない。子育てや仕事を言い訳に、自分の趣味や人間関係をないがしろにするのではなく、隙間時間を使っても、コミュニティや友達との交流の時間をもつことも大切にしていかないとなぁと思う。
きっと、50代くらいになれば、友達とお酒を呑めるような時間ができるかもしれない。もしかしたら、一人で若い時のようにバーに行ってお酒を楽しむ時間もあるかもしれない。でも若い頃に戻るわけでもないし、ブランクもあるわけだから、最初は空気読んだりさぐったり、そんな会になるかもしれない。若い頃とは違う。
どうしたら、自信をもって、心から楽しめることに出会えるのか。そこからなのだけど、動かないと始まらない。
また「自信を持てる自分であること」を目指すのは大切なのかもしれない。
見た目とか、持ち物とかじゃなくて、心や体の面で。子ども以外で・・・。
この年になって気づいたのは「ある程度満たされた中で、目標を持ったりするのは難しい」ということ。若い頃は、知識も、経験も、なくて飢えている。だけど、今は得るのではなく、守るフェーズに居る。今の若い人たちもみんなそうなのかな。
何か貢献したい項目があっても、実際に大きなことを成し遂げることは難しいし(SDGsとか?)。情報が多い中だと、他の人がやってるし…なんて思いそう。
そう思うと、年齢は関係ないのかも。細分化した具体策に落とし込んで地道にやるか、やらないか。歳をとると時間的リスクも大きくなる。
シニア世代向けの仕事もしているので「人生100年時代」という言葉をよく目にする。なかなかどう受け止めたらいいのか分からないのが本音。そんなに長生きしたくないような、したいような。
「お金がなくても幸せ」を目指すというのは一つ大切な考え方のような気がする。だって、お金にはきりがないし、お金を使った体験もきりがない。「自分が継続的に取り組みたい何か」を見つけることが大切なのかも。
それにお金が必要だ!というのも事実だけど、初期投資をすればもしかしたら続けるのにはそんなにお金がかからないってこともあるかもしれない。