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「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」
昨日もちらっと書いたけど。
アカデミー賞にノミネートされているのに、なぜか全く広く知られていないドキュメンタリー映画、「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」。
僕は、書籍「Black Box」が2017年に出た時すぐ買って読んだことがある。
あの本だけでも十分スゴイと思ったけれど、さらに、ずっと映画を撮っていたなんてすごい。
単純に「スゴイ」と思う。
映画は、是非見たい。
アカデミー賞を受賞するかどうかはどうでも良いけど、授賞式がNHKで放送されるということはノミネート作品も紹介されるはずだから、これを機に、この作品の存在を知る人が増えるといいなと思う。
この映画に関して、またしても「なるほど、その通り」という意見をネットで発見した。
ドキュメンタリー映画「主戦場」を監督した、ミキ・デザキ氏による文章だ。
「主戦場」は本当に刺激的で面白い映画だった。
「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」に対する、ドキュメンタリーを「作る側」からの、非常に冷静で的確な意見がわかりやすい。
特に、上映に関して騒ぎを起こしている、伊藤詩織氏の「元弁護士たちの『忠実義務違反』の可能性」という視点は新鮮だった。
おお、なるほど! て感じ。
とにかく早く解決してちゃんと日本国内での上映か配信を開始して欲しい。
「防犯カメラの映像」は、そのままで良いのでは?
こだわっているのは、「訴訟意外に使わない」とホテル側と約束をした「元弁護士たち」だけ。
実際、ホテル側から、映画に対しての苦情や訴えは一切ないとのことだし。
決まりは決まりだとは思う。
でも、「すべての事象」を「同じ決まり」でジャッジするのは無理がある。
その場その場の、様々な事情に応じた柔軟性があった方が良いと僕は思う。
これじゃまるで「ブラック校則」た。