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朝食芥川
おはこんばんちわ!
朝型人間あまのもえです!
前途のとおり私は明け方〜お昼までが1番調子が良く、朝から活動するのが大好きです。
(なのでもうお昼過ぎ14時くらいから調子は右肩下がりです)
そして1日の食事の中で朝ごはんが1番好きです。
寝起きのアイスコーヒーと朝ごはんだけは欠かせません。
昨日の朝ごはんの時のことです。
小さな冷奴を必ず食べています。4コ繋がっているタイプの。
そこへカットネギを山盛りかけて食べているのですが、今朝はほんっの少しの違和感に気がつきました。
「ネギの上、なにか動いた?」
よくよく見るとほんとにほんとに小さな、1ミリか2ミリくらいの蜘蛛の赤ちゃんがネギの上でヨチヨチ歩いていました。
眼鏡をかけていてよかった、裸眼なら確実にそのまま食べていました。さすがに蜘蛛は食べたことがないし食べたくもないです。蜘蛛だけに。つってね。
なによりここで生を終えるのは可哀想です。
私はあまり虫を殺さず逃す方向で生きてきました。
蚊とゴキブリは容赦しません。滅べ。
赤ちゃん蜘蛛を器の外のどこか安全そうな場所に逃してあげようと試みたのですが、やっぱり赤ちゃんなもので逃げる方向がわからないのか、自ら醤油の方へ進んでしまいます。
醤油だまりに落ちでもしたら塩分濃度で死んでしまう。
「そっちじゃないよ!いのちだいじに!」
気がつけばドラクエの命令みたいな声がけをしていました。ドラクエは3と4が好きです。
乗ってるネギごと赤ちゃん蜘蛛を救い出すことに成功しました。
赤ちゃん蜘蛛が立派な大人になれるかどうかは野生の世界では正直厳しいでしょうが、いつか芥川龍之介の『蜘蛛の糸』のお話の様に恩返しに来たりするのでしょうか。
お礼だなんて余計な気は遣わないでいいんだよ、蜘蛛よ。
でももし君が立派な大人になって家族を持って赤ちゃんが生まれたら「家族が増えました」的な写真つきの年賀状だけ欲しいな。と思った朝でした。
かしこかしこまり
2023年9月5日(火)
ネギが好きすぎる あまのもえ