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最近の我々

最近、週末はイベントに積極的に参加していて5/12は某家具さんが産業振興センターで開催してた催事にアマランサスとプリンを持って売りに行きました。
前日も開催されていて違うお店が出店していて話を聞くと『全然売れてない。人件費入れたら赤字だ』と言っていた。
最近、催事やイベントに出まくってはいたが自分達の中では4連敗中の我々は気分を落とし、出来ることだけやるかーとの気持ちで当日の朝を迎えた。長谷川は珍しく早くついて準備をしてくれていて自分はちょっと遅刻で『すんません』軽く謝り出発。
途中で贖罪のコーヒー&サンドウィッチを購入し現地着。ちゃちゃっと設置を済ませ、仕込みそこそこ   天『昨日搬入の時間違って裏から行っちゃったらさー、すげーみんなでタバコ吸っててヒマなんだなーって絶望しちゃったよ。めっちゃタバコ吸っててちょっと笑ったもん。すっげーみんなでタバコ吸ってた笑』と。
天『全然人いねーなー。ヒマだったら家具座って遊んでてね。じゃ、あと宜しくお願いします』
と、長谷川に販売をお任せして『15時くらいに交代で来ます』と告げるとお店に戻り諸々仕込みと事務作業に戻りました。
15時までの間  天『そちらはどうですか?』長『少し売れました』等と何度か状況の確認の連絡を取り合った。14:30頃にお店での引き継ぎ等々のLINEを1本入れ『今から参ります』と更に送信。
いつもすぐ返信来るはずがなかなか来ずだったのですが『まぁ長いトイレか何かだろ』と、気にせず出発。道半ば既読付かず。『大丈夫だろうか?』と少し心配しアクセルを踏み込みスピードを上げつつ『もしや売れてんの?いや、ねーだろ。えぇー売れてるとかそんな事起こるわけないでしょー。えぇー!』なんて考えながら現着。
足早に会場内へ入ると軽い人だかりが出来ていて長谷川南が忙しなく手を動かしているでは無いか。
天『流行ってんな笑  なんで?』
長『お土産ラッシュです!今日は人いっぱい来てます!プリンもめっちゃ売れました!』
長谷川がギリギリの大きさの生ハムをスライスしているのを見て、クーラーボックスの中の在庫も確認
天『生ハム足りる?』
長『足りないです!すみません、連絡すれば良かったです!』
天『おれ取ってくる』
長『お願いします!』
めっちゃ急いで取りに戻る(安全運転で)
『えー、嬉しいけどなんなんー。こんな事あんの?えー、先に言ってよー』なんて思いハンドルを握る手にも汗が滲み、アクセルを踏み込みめっちゃ急いで取りに戻る(安全運転で)
ババっと積み込んでギュルンと車を返し、現場へ急ぐ。そう、めっちゃ急いでだ(もちろん安全運転でだ)
現場に再度着いたのは15:48。
またちょっと列が出来てる。 
天『大丈夫?』
長『大丈夫です!』
天『これ何?』
長『予約のリストです』
と、半ピラのメモを確認するとまぁまぁ予約を頂いていた。そう、暇を持て余しめっちゃタバコを燻らせまくっていた方々のお土産ラッシュだったのだ。
天『これ、交代しない方いいね、わかんなくなる』
長『はい!わかんなくなると思います』
と、長谷川の続投が決定。
スタッフがいっぱいいるとこうなるんだとまた1つ学びを深めたところで自分も販売に加わり忙しなく働いているとスマホが鳴った。

アルバイトのハルちゃんから『お疲れ様です!今日16時からになってたのですが17時オープンですともう少し遅くきたほうがよろしいでしょうか?!』と『それかもし昨日のように私があまりお手伝いできることが少なければ無しでも大丈夫ですし、少しでも何かお手伝いできればさせていただきたいので、お手すきでご連絡いただけたら嬉しいです!』と、続くLINEが入った。
※原文ままです

やっべー忘れてたー

と、彼女の気遣いのこもった文面から胸を締め付けられ『ごめん!こっちバタバタしてて遅れます!』と通話を一発。
販売もある程度売り切り、予約分も製造の目処が経った所で
天『じゃ、店行くね!』
長『宜しくお願いします!』
と、ハルちゃんの待つアマランサスに向けてアクセルを踏み込んだ。(もちろんハンドルを握る手には汗が滲んでいながら安全運転で)
以下、ハルちゃんとのLINEのやりとり。
ハル『すみません少しトイレだけ行ってきます!』
天『ごめん!』
ハル『すぐ戻ります!』
天『渋滞が🚗🚚🚓🚙』
ハル『安全運転でお待ちしております🚗』
※原文まま
※運転中にスマホをいじるのはやめましょう
この時既に16:43
OPENは17:00
場所は女池のマック。
んー、ダメかも。
とりあえず店のストーリーに『ギリギリです的なのを上げ』動かない車のハンドルを指でトントントントンとしながらゆっくり進んだ(もちろん車間距離の詰めすぎに注意しながら)
ゆっくりだが着実に進み、車線を変えては戻り、裏道抜ければと思い初めての路地に入れば信号に捕まりと『ハチャメチャだな』なんて思いながらお店に着いた時には17:00をスーパーギリギリアウトで着。車を停め、ハルちゃんに謝り、着替えていると
ハル『天野さん、予約のお客さんが来てます!』

やっべー、忘れてたー

と、テイクアウトのご予約をすっかり忘れ急いで下に降り『すいません!すぐ作りますので!』と作成開始(ハルちゃん容器持ってきてくれたのまじありがと)。
用意してる途中に『お時間大丈夫ですか?』と、確認をし気遣いも忘れていないことをアピールしつつ進める。
完成し、お渡しすると
お客さん『あの、生ハムのみでのお願いだったんですが』と、スマホのDMの画面を見せて頂き

やっべー、忘れてたー

急いで生ハムをもう一種類カットし別にくるんでお渡ししようとしたところ
お客さん『その分も払います!』と、気遣いの言葉
天野『いえ、是非持っていってください!』
お客さん『いえいえ、ちゃんとお支払いさせて下さい』
天野『いや、ハチャメチャなので頂けません!
すみませんハチャメチャで!』
お客さん爆笑で『こちらの生ハムをおみやげで頂いて凄く美味しかったので嬉しいです』と、優しさに包まれながら
天『ほんとハチャメチャですみません』
優しいお客さんで助かりました。
その後続けてテイクアウトが入り、ハルちゃんにも色々お願いしていたらペースが早いのとハチャメチャなので焦らせちゃったので
天『焦らなくていいよ!もうハチャメチャだからゆっくりやろ!ハチャメチャだから』
と、お待たせしてるお客さんには大変申し訳ないのですが、ゆっくり作らせて頂きました。ハチャメチャだからね。

飲食店はホントにいつ何が起こるのかわからないですね。
ずっとこんな感じで続いていくのだと思います。
でも、こんなハチャメチャでも続けていけたらそれは素晴らしい事だしそんな日常を割と楽しみつつ、ご贔屓頂いているお客さんにしっかりとおんぶにだっことお手間をおかけしながら元気にやって行きたいと思います。
それでは皆様ご一緒に

ハチャメチャーーー

長々と失礼致しました。


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