更なる省エネを目指して
みなさんおはようございます。そういえば先日noteのお題で、「未来のためにできること」というのが出されていました。自分たちに何ができるだろう、と考えて思いついたのが、省エネ、しかも今以上に今後省エネを目指す必要があるということです。具体的にどうするかという話にもなりますが、まずは考え方から変えることが必要だと思いました。
ではどうやって変えるか、それは経済成長一辺倒を卒業しようということです。こう言うと、成長しなくてもいいんだな、と返って来そうですが、正直申し上げると成長はしなくていいと思います。それだと衰退してしまうではないか、と思われるかもしれませんが、正直それも受け入れることが必要だろうと思っています。少なくとも国家レベルではこれ以上成長することは不可能でしょう。であれば衰退することを前提として制度設計していく必要があります。逆に言えば今まで経済が右肩上がりだったことの方が異常だと思います。右肩上がりを諦めるだけでかなり楽になると思います。
そこで、私なりに、未来のためにできること、を提唱するなら、経済的衰退を受け入れ単なる数字だけの経済を卒業することが大事だと思っております。もしそれが嫌ならば、今でも経済成長し続けている国に移住するとかもできるし、個人レベルであれば、日本国内であってもまだまだ成長の余地はあると思います。新産業の立ち上げなどそれですね。しかし、大量生産大量消費の時代は終わったと言えるでしょう。実際Xなどでは手取り15万円では生活できないという言説が溢れています。それは豊かな生活はできないでしょう。しかし質素な生活だったら余裕でできます。それこそ地方の空き家を二束三文で買って、軽自動車に乗って生活すれば、それこそ10万円でも生活できます。それだったら5万円も余力が出て来ます。それの物を持たず、情報を尊ぶような生活をしていたら、それこそあまりお金はかかりません。憲法にある健康で文化的な生活という言葉を借りるならば、それこそ地方なら10万円でもおつりが来るでしょう。東京で15万円なんて絶対無理ってなりますが、場所を変えることでいくらでも達成可能です。
私なども積立投資をしておりますが、一番の目的は老後の備えをすることではなく、生活水準を上げないことです。毎月2万円とか自動で引き落としされることが分かっていれば、マイナス2万円で生活する方法を考えなくてはなりません。当然急な出費に備えるための貯金も十分しています。生活水準を下げることが不可能だと言うならば、せめて上げないようにしようというのが私の考えです。
結局省エネを目指すなら、まず需要を喚起しないような生活が求められます。電気代が高いとかガソリンが高いとかいろいろ不平もあるでしょうが、そもそもそこまでの需要がなければ不平も出て来ません。電気代が高いと言っても、実は夏場は家で涼んでコーヒーでも飲んでいるのが一番安くつきます。下手に外出してショッピングなんぞしようものなら何万円もすぐに飛んで行ってしまうでしょう。その点家でのんびりするのは最強です。先にも述べましたが、私は情報がとても大事だと思っているので、家で本を読むというのが一番経済的だと思っています。
家で冷房かけて涼んでいるのは高いとか省エネに反していると思う人も多いでしょうが、大部屋に家族で涼んでいれば実はそれほど電気代だってかからないし、その方が省エネになります。ただ、これはあくまで私個人の考えです。大量生産大量消費が良いと思う人もいることでしょうし、その価値観を否定するつもりはありません。ただ、私にはその価値観は合わないため、ひっそりと暮らすことをしています。
まとめると、経済的な衰退を受け入れてそれを前提に生活する、地方に移住し、生活水準を上げないようにする、下手に出かけず家で大人数で涼む、余計な買い物をしない、勉強や情報のために読書をする、といったことが私にとって未来のためにできることだと思います。
これらの考えは当然反発があると思います。しかし現実問題いくら経済対策を行おうとも経済成長することはできませんでした。少子化もあり衰退することは確定しています。それだったらそれらを受け入れて新たな制度設計、価値観の転換、省エネ生活の実践などできることはたくさんあります。極端なこと言えば、考え方をちょっと変えるだけで結果的にできることは多くなります。
ちょっと話は飛びますが、ただ節約するだけではつまらないので、新たな産業を興すことも必要と感じる人もいるでしょう。そう思ったら上杉鷹山について調べてみるといいかと思います。noteの中でもいろんな人が書かれていますが、上杉鷹山のしたことは現代日本で最も必要なことだと個人的には思います。未来のためにできることは実は過去の偉人がすでに行っていたということも頭に入れておくといいかと思います。そもそも私のような凡人が悩んでいたことはとっくの昔に偉人たちが経験していることですし、その解決策を見れば改善できることは容易に想像がつきます。そうした過去のデータ類も役立てることができるでしょう。
それでは本日はこれにて。ここまで読んでいただきありがとうございました。またお題があれば、積極的に参加したいとも思います。