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人生設計

突然ですが、みなさんは人生設計はしていますか?人生設計と言われても何のこと、と思われるかもしれません。漠然としている人はいるでしょうが、私ははっきりとした目標があります。

まず、今のところは仕事が忙しいため、乗り切ることで精一杯でしょう。また、家庭でも子育て真最中であるため、時間がなかなか作れません。しかし言い訳ばかりしていたはダメだと思い、今後の人生設計、将来設計を考えてみました。

まず、私の目標の発表です。それは定年退職後大学院に行くことです。それ何年後ですか?って多くの人は思われたでしょう。私が30歳なら現行制度なら、まだ30年、40歳なら20年働かなくてはなりません。そんな何十年も先のこと考える必要はないだろう、と思われる方もいると思います。

しかし、目標は早く立てておく方がいいでしょう。この場合、なぜ定年退職後にしたか、ということから説明します。実は私は大学生時代、大学院に行きたかったですが、働けないことの不安の方が大きく諦めました。それは収入のこともありますが、それ以上に大学院を出ても仕事がない、また2年間無駄になる、というのが当時の判断でした。

ここから考えると、まず定年退職後であるならば、仕事の心配はなくなる。20代当時は仕事をしたことがない、というのが一番の不安でした。それもこの案なら全く問題になりません。また、就職できないのでは?といった不安も解消されます。もはや定年しているのだから、仕事を選ぶ必要もないし、何なら一度退職した後で、再雇用といった道も用意できるだろう。最低賃金でも構わないから働かせてくれ、とでも言えばいくらでも仕事はあるだろう。

次に定年後のメリット。時間的な猶予があるため、それまでに基礎知識を蓄えたり、論文の書き方を自分で勉強したりできる。また、お金が必要になるだろうが、質素に生きてコツコツ貯めていけば、2,30年あればかなり貯めることもできるだろう。当然、子供の学費も同時進行で用意しなければならないから必要額も大きくなる。そこは月に最低でも10万円以上貯金していかないと用意できないだろう。だが、先にも述べたように時間的な猶予はそれを可能にしてくれます。

しかし、デメリットがないわけではありません。まず、確実に言えるのは、60歳にでもなれば、体にどこか悪いところは必ず現れてくるでしょう。健康管理は今からかなり気を付けて行わなければなりません。また、親の介護等も問題になります。親が健在であれば問題ないのだが、自身が60歳であれば、親は相当高齢であることは容易に想像できます。90歳であれば、おそらく介護は必須でしょう。

さらに、自身の老後資金も必要です。老後に2000万円必要ということが一時期取り沙汰されましたが、細かい計算を見ると、あれは年金の不足分を補う形でそれだけ必要とのことでした。ただ、個人的に思ったのは医療費以外は何とか自身の裁量で減らすことができるということです。その医療費だって、あんなに必要か?って思わされました。ここでも、現役時代に質素似生きて、預貯金に励んでいることがプラスに働きます。老後2000万円問題の詳細を見たら、結構趣味娯楽にお金を使っていました。正直に申し上げて、今現在の私ですら、あんなに趣味娯楽にお金を使っていません。食費だってそんなに食べていません。実はあの計算ってかなり裕福な生活を維持したままでの計算だったのでは?って疑ったくらいです。

まだ、デメリットはあります。2,30年後ともなれば、社会情勢や国の在り方すら変わっている可能性が大です。最悪、国自体が解体されていることだって考えられます。しかし、これについては不確定事項だし、自分の努力ではどうしようもない部分も多いので、ここでは深く考えることはしませんが、長期に亘って計画を作るとこういった不確定事項が出てきてしまいます。国自体の問題であれば、途中で軌道修正する必要もあるし、せざるを得ない場面も出てくるでしょう。

最後にここまで、いろいろなことを考えた末に本当に大学院に行く必要はあるか、ってところに戻りますが、私はあると思います。やはり、長きに亘って夢を持つということは仕事のモチベーションを上げるのにも役立ちますし、勉強することで、人生に潤いをもたらすことだってできます。学部にもよりますが、私は人文系の学部だったため、仕事自体には直接役に立ちません。理工学部等仕事に直接関わってくる学部ではないため、純粋に知識を追い求めるといった勉強の仕方だってできます。

今まで、何気なく生きてきた私がこれだけやる気になれたのも、目標を持てたからです。大学院に行くなんてことは大学生の当時には思いもつかなかったでしょう。実際大学教授からも、あまり勧められませんでした。やはり、就職が遅れることもそうですが、人文系の学部だと本当に仕事がありませんでした。しかし、先にも述べたように、定年退職後なら問題になりません。

さて、学びなおしという言葉が出てきて久しいですが、私の場合はさらに上に行きたいという願望のもとで行動しています。決して学位が欲しいわけではなく、純粋に勉強したい、という願望をかなえるためです。今後の人生を豊かにし、また目標が仕事のモチベーションを上げるという意味でも、みんなが思いつくような漠然とした目標ではなく、何歳までに○○をする、といった数字でわかるような目標にすると達成に向けて道筋を立てやすいと思います。

実を言うと、大学生当時、社会人になってからも大学院に行きたいということは考えておりましたが、やはり、教授たちの心配やアドバイスを守るなら、就職した方が賢明だろう、と当時は判断しました。その判断は間違っていなかったと思っていますが、夢は夢のままで終わらせないことも大事だと思いました。まだまだ先は長いですが、一日一日目標を持って生きていきたいと思います。また人生設計するのがこんなに楽しいものであると知ることができたのも、今回の収穫です。

人にもよりますが、自身の子供と一緒に学生をやるなんて未来があってもいいかもしれません。親だったら、就職活動とかについてもアドバイスできることも多いでしょうし。

それでは今日はこのあたりで、最近いろいろ文章が書けるようになってきており、楽しくなってきました。

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ブルーベリー博士(家庭菜園投資家)
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