ドラえもんは実現できるか?
みなさんおはようございます。SFとか見ているとこんなものが実現されたらいいな、と思わされるものが多くあります。その中で特に子供たちが興味を持っているものとしてドラえもんがあるかと思います。あれは実現できるのだろうか?と。自分は正直無理だと思っていました。しかし最近の科学技術の発展を考えると、必ずしもそうとは言えなくなりました。ではなぜドラえもんが可能になったのかを自分なりに考えてみたいと思います。
まずドラえもんが製造された年を調べてみたら、2129年とありました。今から100年後くらいの話です。まだ100年あるとはいえ、あそこまで高性能なロボットが作られるのか、と思っていましたが、強ち無理ではないだろうと最近は思うようになりました。現在AI技術の進歩は目覚ましく、2050年までに汎用的人口知能が作られると言われています。これは人類と同等の知能を持ったAIが作られるということになります。しかもその後はAI自身が改良を重ねて進化することができるようになります。そうなるともはや人類が手に負えないほどの進化をするかもしれません。
その後AIが体を持つことは容易に想像ができます。となればもしかしたら、設定より早くドラえもんが完成することになります。あそこまで自然な考えをして、会話をするといったことが可能なのか?という問がありますが、現在のChatGPTですらかなり自然な文が作れるようになっています。あと20年以上あるとすれば、さらに高性能なAIが作られることは間違いないでしょう。本当に思った以上に早くドラえもんは完成してしまうのかもしれません。ただドラえもんの道具が作れるかと問われたらまだまだ先の話になってしまうかもしれません。中には物理法則に反していると思われるものもあるため、全てを実現するのは無理かもしれませんが、一部の道具は実現してほしいと思うのが私の意見です。
いずれにせよ、ドラえもんは実現できるか、という質問に対しては私はできるだろう、と答えます。さらに予定よりも早く実現できるかもしれません。どういうデザインにするかはわかりませんが、優秀なAIロボットを作るという意味では十分実現の可能性があります。
どこかで人間の頭で考えるものはやがて実現できるという言葉を聞いたことがありますが、ドラえもんもいつか実現したいという人間の願望が生み出したものなのでしょう。さて22世紀ではどんな時代がやってくるのか、今から楽しみです。