![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/163663110/rectangle_large_type_2_40306754bb22fc5ef758590a16fc8a8e.png?width=1200)
銃刀法が廃止されたら?
みなさんおはようございます。本日はちょっと重い話ですが、Xで見かけたものについて考えたいと思います。それは銃刀法が廃止されたら?ということです。みなさんご存じの通り日本では銃刀法があり、刃物や銃を持ち歩くことはできません。これに関して今までは特に疑問を持たなかったですが、ある人の話を聞いて、銃刀法は絶対に正しいものだと言えるのか?という疑問を持ちました。その疑問とは個人間のトラブルの解決のために、銃を持つのではなく、個人と国家のトラブルの際銃がどういう役割を果たすかということについてです。
もちろん個人の喧嘩のために刃物や銃を持ち出すなんてことがあってはならないと思っています。そんなことすれば治安悪化は待ったなしでしょう。それで銃犯罪などが起きれば本末転倒です。ですが、相手が国家となれば話は変わります。みなさんご承知の通り、国家は武装することができます。軍隊や警察を組織して、そこに武器を持たせるということをしています。そんなのは当然ではないか、と思われるかもしれませんが、これの問題は国家だけが暴力を独占している状態になります。国家が安定していれば問題ないのですが、もしこれが弾圧に使われたりしたらどうでしょうか?日本がそんなことするはずがないと思うかもしれませんが、日本国内において過去何度もそのような弾圧は起きています。弾圧を表立ってしていないのが、日本国政府だけであって、それ以前に存在していた政府全てが程度の差こそあれ弾圧をしていたものです。
アメリカなどの例を出せばわかりやすいですが、アメリカは個人が武装する権利を認めています。そして集団化して連邦政府を襲うなんてことも起き得ます。一方で日本ではそのような可能性がないため、政府がもし暴走した場合制御する方法がありません。Xではそういった観点から銃刀法は廃止すべきではないか、という論調がありました。かといって、自分は銃刀法が廃止されたからといって、銃を持つかと問われたら、持たないと思います。まず扱いが難しいですし、もし銃犯罪が起きるようになった場合においても、銃で反撃するなんて言われるけど、第一撃は許すわけだから反撃できないと思われます。そう考えると銃など持ってもしょうがないとも言えます。
ただ、個人的に国家の暴走を防ぐために武装する権利を認めろという意見は理解できました。ただ現実問題、みんなが武装してしまって治安が維持できるのか、といった問題はありますが、これは今後も論争が続くでしょうね。それでも日本はかつて刀を持ち歩いていたわけですし、刀狩りをしてもあまり効果がなかったなんて話も聞いたことがあります。いずれにせよ銃刀法があることが当たり前だと思い込んでいた自分に対して、こういう考え方もあるのか、と分かっただけでも面白かったです。かといって銃刀法廃止に賛成できるかと問われたら何とも言えませんが。
いいなと思ったら応援しよう!
![ブルーベリー博士(家庭菜園投資家)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/114264357/profile_52f8e7dd7c6cc71257e9af05afdd4273.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)