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富山紀行。おまけ編

 富山について調べ始めた時は、こんな長期連載になるとは思ってもみなかった。

 富山は金沢や新潟に比べるとやや地味な印象だったのだが、調べ始めてみると面白い所も名物もたくさんあった。
 さすがに食い物の話ばかりではアレなのでね。

 富山市には「世界一美しいスタバ」もあるらしいが、私はあまり興味を持てなかった。
 もし「世界一ブサイクで不潔なスタバ」なら興味を持てただろうに残念だ。


 ほぅ!と衝撃を受けたのは「ガラス美術館」で、ここにはガラスの芸術作品が展示されているのだが、私が興味を持ったのは展示内容ではなく建物の構造だった。

ガラスと木を基調にした造り。

 良い子のみんなはこの美術館の内部を見て何かに気づかないか?
 エスカレーターが平行線状に配置されており、吹き抜けの位置も少しずつズラしてある。
 つまり、上の階から下の階を一直線に斜めに見下ろすことができる開放的な構造なのだ。これはガラスの「視界を遮らない透明性」を建築で表現しているのでは!?と考察が捗ったな。

 あ、ちなみに展示物は写真撮影NGだったりしてあまり紹介できないが、一番デカくて目立っていたのがこれ。

ド派手にやってんなぁ。

 なんかマンガの主人公の最終奥義みたいな作品だったな。


 あと、地味に驚いたんだが、富山駅構内を路面電車の線路が貫通している!

 しかし、もっと驚いたのは

富山駅構内。

 路面電車が通るにも関わらず、遮断機など人の流れを遮るものが一切無いのだ。
 ※一応、信号はあります。

 大阪なら一週間で死人が出ている(かも)。
 富山県民の民度の高さが窺えるな。 
 富山に滞在中、高岡駅や富山駅周辺の都市部には何度も来たが、信号を無視した人間は一人も見なかった。


 というか。

 一番の衝撃は普通のスーパーでのどぐろを売っていた事だな! 羨ましいぜ!
 これ北陸では普通なの??

 などと今回の旅では初の富山という事もあり、数々の衝撃を受けたなぁ。

 なんだか、もう再訪したい気分なのである。

 さて富山紀行はこれにてお終い。
 お付き合い頂きありがとうございました!

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