進化し続けている反ワクチン~ワクチンは百害あって一利なし!?~
今回解説するのは、これまた根深い反科学陰謀論を展開している反ワクチンで、歴史上では天然痘患者の膿や瘡蓋を健康な人に摂取させて免疫を付ける人痘法に対して1722年にイギリスの神学者マッセイが「接種という危険で罪深い行為」なる説教にて「病気は罪を罰する為神が送ったので天然痘を予防するのは悪魔の所業!」と論じている。
他にもジュンナーが行った世界初の近代的予防接種でも反対派から「牛痘を接種すると牛になる(ジュンナーも牛痘だと思っていたが、実際はウマ由来のウイルスだった)」というデ