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「泣ける本」の「泣ける」とは?

こんにちは(^^♪
kindle図書館 館長のよっちゃんです。
地域の図書館にいくと時々特集を組んだり、今月のおすすめコーナーがあったりするんです。なので、kindle図書館も3月の予定を作ってみました。

泣ける本、笑える本、人生が変わる本を選んでいくのですが
今日は「泣ける本」「泣ける」に焦点を当てて考えてみました。


「泣ける~!」
よく使うし、よく聞く言葉ですよね。

「泣ける」とは何かに影響されて涙が出てくるときに使う
「泣く」とは一般的に自分から能動的に泣くときに使う

ズバリ、私たちはどんな時に「泣ける」のかというと、自分以外の人(出来事)がマイナスからプラスに転じるプロセスに泣けるのだと言って良いと思います。それも、マイナスが大きければ大きいほどプラスに持っていくプロセスに信じられない出来事や奇跡的な展開が出てくるので、感動が大きくなる、と思いませんか?


実際、自分の人生にドラマのような辛いことや苦しいこと、とんでもない苦難は起きてほしくないのが本音です。それに現実の場合、結果が劇的に良くなるかどうかは分からないですよね。でも、感動できる本というのは納得できる形で終わるのが決まっているから最後に感動して「泣ける」んです。



テレビ番組のドキュメンタリーで苦しくても頑張っている人を見たり、映画で大切な人が亡くなるシーンなどで気持ちが同調して思わず泣いてしまいます。そしてそういう番組は人気があります。


やっぱり私たち人間は感動して泣きたいんです。
生きているからこそ味わえる感情。
感情の中でも「感動」はきっと最高ポジションなんじゃないかな(^^♪


だから「生きている」ということと感動を求め続けること(意識的にも無意識的にも)は同じなのかもしれないと、今回泣ける3選を選びながら感じました。



ここで絶対的なルールが存在していて、
必ずマイナス(闇)とプラス(光)がセットになっているということです。
苦難の先に人の愛に触れて人生が好転していくのが感動するんですよね。


苦難だけでも幸せだけでも感動は生まれない。
そう思いませんか?


必ずしも自分が体験していなくても、私たち人間が持つ「共感する能力」で対象の人物が涙する心をトレースして「泣ける」んですね。

涙にはストレスホルモンが含まれているから泣くとすっきりするんだと聞いたことがあります。泣くことで自分の中の要らないエネルギーが排出されてすっきりリセットできる。


自分が苦難を味わうのはできれば避けたいのが人情。
本で感動して自分の中の要らないエネルギーを解消、リセットして次にすすめたらこんな良いことないですね。


リセットされると何がいいかというと、心がニュートラルになることです。そうすると人生の次の展開がいい方向に向かいやすいということです。



でも私たちはそれを学校で習う訳ではないのであまり意識しません。ニュートラルを維持することをしないのです。(ニュートラル=ゼロポイント、凪)


ニュートラルを維持するために必要なことはマイナスの思考や言葉、行動を減らすことです。とはいえ、感動してすぐ「でも、あの登場人物は好きじゃなかった」とか「あの俳優はあの役に合わないと思った」など何かしら思ったり言ったりすることはよくあります。


私たちは感動もしたいし、「でもね~、……」というマイナスの話も大好きなのです。そこは綱引きになりますが、自分の人生を考えた時にどっちがいいかは明確です。せっかくニュートラルになったのだから意識的にマイナス要素は減らしていくのが「吉」です。


紙の本はもちろんkindleの世界にも感動して「泣ける」本がたくさんあって私たちに見つけてもらうのを待っているはずです。楽しみですね。


最後に個人的な話をさせて下さい。
今でも兄妹で思い出話をすると泣けてくるエピソードがあります。
4年まえに母親を大腸がんで亡くしましたが、82歳の割には再発、進行が速く発見から1年半で旅立ちました。


それまで病気らしい病気をしたことがなかったので、現実と進行のスピードに頭が付いていかず、ひたすら目の前の看護や介護に集中する毎日でした。言葉にはしませんでしたが、おそらく母も同じような思いを持っていたのではないかなあ~と今さらながら考えます。


いよいよ言葉のコミュニケーションが取れなくなってきたころ、ホワイトボードになんとか文字を書いてもらい、その読めない文字を家族みんなで推測しながら「〇〇?」「〇〇?」と確認作業をしていくと「定義山に行きたい」ということが判明。(地域に親しまれていて観光地にもなっている寺院)


行くとしたら、このタイミングを逃したらもうチャンスはないな、と感じたので東京の兄も含めて家族総動員でなんとか準備をこなして4日後に「定義山」に行きました。リクライニングタイプの車いすで介護バンを頼んでの強行突破でした。そしてその約3週間後に旅立ちました。


辛くて苦しいこともたくさんありましたが、母への愛や母からの愛を感じる貴重な思い出です。命がかかっているからこそ普段の出来事以上に大きい気づきや感謝の気持ちを心に響かせることができたと感じています。


今でも頑張ってあの時行ってよかったね、と兄妹で顔を合わせると涙ぐみながら話をします。楽しいだけの思い出ではないけれど家族が一つになれたことが心に刻まれた出来事です。


ここまで書いてきて、本を読んで「泣く」「泣ける」と心の幸せホルモンが発生する感じがしました。最後の締めくくりとしては、「感動して泣ける本はどんどん読みましょう」にしたいと思います(^^♪

最後まで読んでいただいてありがとうございます💖
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※こちらのマガジンは私よっちゃん館長の個人的な運用で行っており、ただkindle本を広げるだけでなく、私自身のことを知っていただく目的も兼ねているため、こちらの「kindle図書館」のコンセプトに合わないと判断した本については独断と偏見で紹介に至らないことがありますことを、あらかじめご了承ください。よろしくお願いいたします。


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