『資本主義の次に来る世界』でのスピノザへの言及に「ホントかよ?」と思いつつ『エチカ』をめくるなどしている
確か『力と交換様式』のどこかで、聖書の引用で「どの霊も信じるのではなく、神に由来する霊かどうか確かめなさい」というのがあった。 B&CとA&D、またはDとA&B&Cという対立に応じて、 霊(交換に付随する何か)が異なる。
柄谷行人の『世界史の構造』と『力と交換様式』における大きな違いは ・アウグスティヌスの導入 ・交換様式論のマトリックスの削除 あたりかな このあたり、『内省と遡行』の交換様式論バージョンが『力と交換様式』というコメントも文庫版『内省と遡行』にあるし、関係があるか考えてみたい。