うつ病と差別
仕事にも肌の色がある
ホワイトカラーとブルーカラー
青が人の裏をどれほど支えても
強烈な白の前では劣る
学歴を求めるのは漂白するためだろう
作業着では人は誰も寄り付かない
日本にも差別は存在すると改めて思い知らされる
優秀な地球人からすれば私はアバターなのだ
自分は抑うつ病だ
恥の多き自分の人生で自壊させた
闘病しても社会では弱い奴という烙印を押す
"普通"という特殊な人からしたら異常者だからだ
人材から人罪へと落ちる音はひどく鈍かった
人生は失敗していいと誰かは言う
多くの失敗をしたしくじり先生だから言える
一度失敗すれば、人は群れから捨て去る
そして、帰る場所、どこにもない
身寄りもない野良犬は吠えても帰るケージはない
笑顔か。最後に笑ったのはいつだろう。
最後に幸せと感じたのはいつだろう。
和の中にいると思えたのはいつだろう。
深い眠りについたのはいつだろう。
自分の心が戻れる日はいつだろう。
もう何も戻らない。なら、死ねるのはいつだろう
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