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ウインチの使い方 燕は戻ってこない ほくほくおいも党

いっとき暑くなりましたがまた涼しくなってきました。
過ごしやすいし光熱費も少なくて済む。一年ずっとこうだとありがたいのですが、暑さ寒さにも意味があるんだろうと思い頑張るしかないです。

皆様はウインチをご存じでしょうか。ここで紹介してきた商品の中では比較的知っている方も多い機械ではないでしょうか。ワイヤーを巻き付けて物を引張寄せるものです。ホイストチェンブロックなどとは混同しがちでその違いまでは分からない方もおられるかもしれません。

ホイストやチェンブロックは基本的に物の移動は上下にしか出来ません。
それからワイヤーは仕込まれている状態なので、その長さ以上の移動は出来ません。
対してウインチはワイヤーは使用時に取り付けますので長さの自由度が高いです。ただし荷重の限界はございます。
最も異なる点は滑車などを利用すれば横移動だけでなく、ホイストのように上下方向にも使用可能なところです。単純に横に引き寄せたいときだけではなく、物の上げ下げ・積み下ろし作業にも活躍出来ます。

ご注意頂きたいのはホイストは必要ありませんが、ウインチの使用には巻き上げ機(ウインチ)運転業務の特別教育の受講が必要です。

ドラマはアンチヒーローとアンメットに絞りましたが、それは民放での話。NHKは大変お世話になっております。
ブギウギで2週遅れになっていた朝ドラも「虎に翼」で1週遅れまで追いついてきました。虎に翼と言われると白虎紅鷹拳を思い浮かべてしまいます。ネットの時代なんで特に説明はしません。

単発や春ドラマとしては遅れ気味に始まった3作を見ました。
ケの日のケケケ」「燕は戻ってこない」「パーセント」どれも多様性を意識したドラマです。民放1社でこの3作を同時期に制作したらたぶん、取材や準備で赤字だと思います。公共放送だから出来る利益度外視の作品たち。

しかしどれも制作意義のあるドラマだと思いました。特に燕は戻ってこないは現代の日本では違法行為の代理出産を題材に、それ以上の社会の闇を炙り出します。主人公の友人の不安定さが一番怖いと感じています。かなりのトリガーだと思っているのは読みが浅いでしょうか。途中で終わるなら原作も読んでみたいです。

今年は読むと宣言した小説は、単行本の読了は少ないですが久しぶりに文芸誌を買いました。小説新潮と小説宝石。どちらも成瀬がらみです。想定はしていましたが市内の本屋には配本なしでネットで取り寄せました。成瀬の作者の作品は基本平和なので気を抜いていました。やはり文芸作はNHK以上に切り込んできます。

表現の自由って同じことを題材にしても媒体によって掛かる制限が違うと感じます。どうしても視覚表現があれば狭まるし目にする母数や層でも変わります。制限の強いドラマや映画や漫画では描けない世界が小説にはあります。ある意味現代のネットの世界の方が無法地帯のように感じるかもしれません。しかし「見えれば」能動的に取捨選択が可能です。文章は止められません。自分の欲望からは予測出来なかった方向から心をえぐられることがあります。これだけ情報が蔓延し供給過多だと思っていた世界の狭さを思い知らされます。

しんどいのが苦手な方には宮島美奈さんやっぱりおすすめです。この作者は成瀬だけの人ではないです。「それいけ!平安部」は第3話まで無料公開中です。なんか宣伝してるみたいですが。ちなみにWEB文芸誌小説丸STORY BOX内で一緒に始まった「ほくほくおいも党」はタイトルはかわいいですが左翼政党員の家族の話なんできつめです。でも面白い作家を見つけられたかもしれません。上村裕香氏、今後要チェックや(彦一)


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