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ランジャタイ国崎さんのnoteを読んで書きたくなった…私の白い世界の話。

いつもとは全く違う類の話をします。
お食事前は絶対読まないでください!


まずはこちらをどうぞ
ランジャタイ国崎さん( ふっとう茶☆そそぐ子ちゃん )のnote↓

私はお笑い好きだ。
でも、リアル社会では隠している。


この類の「面白さ」について真剣に語る機会は、全くと言っていいほど無かった。

国崎さんのnoteを読んで、この話を書きたい衝動をどうしても抑えきれなかった。



…毎年恒例の「バリウム後の白い世界」についてだ。

品のないお話しになるので、ここで読むのを、お止め頂いても良いかと💩。


白い世界、実は案外楽しいのだ。
なぜなら、一年に一度だけ体験できる非日常体験だからだ。


空腹の儀式

検査の前日から食事を制限され、朝には空腹がピークに達する。
その状態で、まずは「炭酸風味の粉」を飲むのだが、これがまた妙な味わい。
炭酸だとわかっていても、ガスがお腹の中で膨らんでいく感じがなんとも言えない。

そして、検査技師から
「曖気(げっぷ)を出してはいけない」と厳命される。
これほどまでに曖気を我慢することも年に一度である。
何かに集中してもふと「曖気が出るのでは?」と気が気でない。

そして登場するのが「バニラ風味のバリウム」である。
ほんのり甘い風味でごまかされているが、その独特のトロミは体が忘れられない感触を残す。

その後は「ジョイポリスのアトラクション」に乗っているような感覚だ。空腹のせいもあるが、右にぐるぐると体を回れと言われると、頭も回りだす。このぐるぐるが、実にスリリングな瞬間である。
縦にしてぐるぐる、横にしてぐるぐる!


神秘の白い時間

検査が終わると、看護師から「下剤」が手渡される。
この下剤が次の「白い世界」への切符。
「たくさん水を飲んでくださいね」と言われ、意気揚々と水をがぶがぶ飲む。


やがて数時間が経ち、その「時」は訪れる。

駆け込んだTOILETの便器に、TOILETペーパーを沈める。
これは「白いもの」が流れやすくなるための準備であり、経験者だけが知る知恵である。
便器の底に白い水が浮かぶ様は、まさに神秘の光景。
白濁としたものが流れていくのを見つめながら、「ああ、今年もこの季節がやってきたな」と心の中で微笑むのだ。


この白い排泄物、初めて見たときは驚いたが、毎年恒例になると、なんとも愛おしい存在に思えてくるから不思議である。白い便、白い水、そしてそれを流し去る白いTOILETペーパー。
これを半日ほど繰り返すと、ようやく「日常の色」に戻る。あの白から普通の色に戻る瞬間もまた、ちょっとした感動を覚えるのだ。


誰にも言えない

この体験談、実は周りにはなかなか話せない。
真面目な性格と思われている私は、「バリウム後の白い💩」について語るのは憚られる。
だが、面白いことが好きな私にとって、毎年これをイベントと思っているのは事実だ。
自分一人でひっそりと、「ああ、今年もあの白い世界」と満足しているのである。


皆さんももし検査を受ける機会があれば、この「白い世界」を一度しっかり楽しんでみて欲しい。
きっと、自分だけの面白さがそこに見つかるだろう。

最後に

この告白のきっかけとなった、国崎和也さんの文章に感謝。

あースッキリした!!



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