統合失調症を受け入れる 〜自分の人生を物語として捉える〜

世界唯一の物語

以前に書いた下記の続きのような話だ。

どうやって統合失調症という病を受け入れるか。
私が取り組んだのが、自分の人生を物語として捉えることだった。
人は皆それぞれの物語を生きている。
そして、その物語がどれだけ面白いかが自分の価値を決めるのではないかという風に考えた。
今までバリバリやってきた人間が統合失調症になり、地の底に沈む。
それは物語としてとても面白いもののように思えた。
その景色は私にしか見えないものだし、独り占めできる景色だと思うようになった。
(実際はそんな人、山のようにいるだろうが 笑)
そしてそこから見える景色を発信しようと思うようになった。
私は人は皆それぞれの物語を生きていて、それぞれの面白い物語を知りたいと思うんだと考えている。
その中で、バリバリやってきた人間が統合失調症で地の底に沈むストーリーは人の興味を誘うものだし、価値のあるものだと思うようになった。

まあ結局はいかにして自分が価値のある人間だと思えるかだと思う。
そのためのやり方の一つとして自分を私は突き放した視点で確認し、「それにしても俺の人生、面白いなぁ」と思い病気の受け入れに近づいた次第である。
病気をうまく受け入れられない人は、少し突き放した目線から自分の人生を確認し、病気になった自分を楽しめればいいのではないかと思う次第である。

どこまでいっても病気になった自分は変えられないのだから、どうすればこの病気を楽しめるかを考えてみてもいいかもしれない。

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