うまっしー

37歳の元エリートリーマンの統合失調症。現在、なんだか幸せ。 自分がどうやって不幸のトンネルから抜け出したのか。 幸福になるためにどうしたらいいかなどの私見。 興味のあること全般を書きます。

うまっしー

37歳の元エリートリーマンの統合失調症。現在、なんだか幸せ。 自分がどうやって不幸のトンネルから抜け出したのか。 幸福になるためにどうしたらいいかなどの私見。 興味のあること全般を書きます。

最近の記事

絵を描こうと思った

絵を書こうと思った。 今日、夢で自分が泣いていた。 なぜ今になって自分のやりたいことを探せというのか? 今まで、安定した道を過ごすというのを黙認してきたのが両親ではないかと。 両親のせいにすべきではないが、環境の問題があった。 私は幼い頃から絵を描いたりデザインしたりするのが好きであった。 だがそれは姉の領分と思って遠慮してきた。 なんでもできた私は絵しかできなかった姉に遠慮してきた。 だが、もう遠慮する必要はない。 自分で好きなだけ絵を描いたり、デザインしたりすれば

    • 統合失調症を受け入れる 〜自分の人生を物語として捉える〜

      世界唯一の物語 以前に書いた下記の続きのような話だ。 どうやって統合失調症という病を受け入れるか。 私が取り組んだのが、自分の人生を物語として捉えることだった。 人は皆それぞれの物語を生きている。 そして、その物語がどれだけ面白いかが自分の価値を決めるのではないかという風に考えた。 今までバリバリやってきた人間が統合失調症になり、地の底に沈む。 それは物語としてとても面白いもののように思えた。 その景色は私にしか見えないものだし、独り占めできる景色だと思うようになった。

      • 急募 統合失調症の妄想対策

        妄想発生時に何をすればいいのか 統合失調症の方を悩ませる症状の一つが妄想だ。 正直、私は病識があると思うが、妄想が発生することがある。 昨日のことだ。 洗面所にあるタオルをかける棒が外されていた。 それは偶然外れるようなものではなく誰かが意図的にでしか外れないものだ。 私は犯人探しを行ったが、誰も犯人は出なかった。 そこから妄想は始まった。 「自分が乖離症状で外したのではないか」 「私の心を動揺させるテストで統合失調症の病状のテストをしているのではないか」 その他、各種妄想

        • 統合失調症を受け入れる

          親のせいにしても意味がない 最初に言いたい大題を書いたが、発症した当初は病気になった原因を探し求める時期がある。 その中で行き着くのが親のせいにすることである。 以前にも書いたが 精神を病む→性格の問題→生育環境の問題→親のせい と言うロジックである。 このロジックに陥るのはよく分かる。 私も陥った。 だが、このロジックは苦しい。もちろん、世の中には毒親の存在がいることは分かっている。だがなおのことこのロジックになると苦しいのだ。 だって、親には愛されたいのだから。 だから

          姉の帰省〜統合失調患者の新たな人生の受け入れ〜

          姉が帰省した 姉が帰省してきた。 母親との喧嘩はもう定型の一つだと思おう。 私は姉が二人いる。 今回、帰ってきたのは上の姉の方だ。 私はこれまで両姉を馬鹿にしてきた。 態度には出さなかったが、出来ない人と割り切り、下に見てきた。 長姉は確かに仕事はできなかった。 だが、様々な仕事を転々とし、最終的に今は幸せなパートナーに恵まれている。 それはとても幸せなことだと思う。 私は病気になり、「出来ない人」、頑張りたくても頑張れない人の存在がわかってきた。 姉はそういう存在だったん

          姉の帰省〜統合失調患者の新たな人生の受け入れ〜

          日本は弱者に優しいか?〜統合失調症患者の考える日本の福祉〜

          日本は弱者に優しい 結論から言うと、日本は弱者に優しい国だと思う。 病気になって知ったのが、各種福祉の充実。 そして、自分の納めてきた税金はこんなところに使われたのかというのと変な納得感である。 多分、色んな人が社会的弱者を救おうと制度が考えられて、そこに不思議な温かみを感じた。 だが、そう感じない。 日本は社会的弱者を切り捨てている。と感じている人が多いのも事実である。 なぜなのか? 制度を知らない 日本には精神障害者に対する各種制度があるが知らない人が多い。 周知

          日本は弱者に優しいか?〜統合失調症患者の考える日本の福祉〜

          2日で1セット〜統合失調症の不眠対策〜

          眠れない時 統合失調症やってると眠れない時ってある。 体は疲れてる。 眠気もある。 でも眠れない。 そんな時は、明日眠れたらいいと考える。 睡眠は二日で1セット。 大丈夫。明日は眠れるさ。 眠れない時は今日は活動時間が増えてラッキーくらいに思う。 大事なことは眠れないことで不安にならないこと。 私、それで一度、発狂して入院した。笑 人間いつかは眠れるように出来てる。 それを気長に待つ。 人間、案外徹夜しても大丈夫なように出来てる。 しんどい時は少し仮眠しよう。 今日も1

          2日で1セット〜統合失調症の不眠対策〜

          元のレールに戻るべきか〜統合失調患者の就職〜

          悩む 社会復帰すると決めてから悩んでいる。 クローズドで一般雇用を狙うか。 障害者雇用で働くかである。 わかってはいる。どちらも当たりを引き当てることが出来るか。 所詮この世は会社ガチャ。 最近は体調も良くなってきた。 このままいけば、自身が障害者ということへの甘え思考のようなものもなくなりクローズドでもいけるんじゃね? という考えることが多くなってきた。 ただ、もう大した欲もなけりゃ見栄もない。 でも社会に貢献したいという気持ちだけはある。 だったらクローズドで進めるべ

          元のレールに戻るべきか〜統合失調患者の就職〜

          頭が躁になっている[雑記]

          気づく 今日、ようやく頭が躁になっていることに気づく。 自助グループのグループLINEに「社会復帰しようと思います。〜」 のメッセージを送り気づく。 自分いま躁やわと。 さっきのメッセージを取り消し、「自分が躁やと自覚したのでメッセージ取り消しました〜」 のメッセージを送る。 「自分で気づいてくれて安心しました。」 と返ってきた。 何だかありがたさと共に恥ずかしくなってくる。 かといって躁は止まらない。 だから眠れない。 当然多数の睡眠導入剤は飲んでいる。 でも眠れない。

          頭が躁になっている[雑記]

          社会復帰しようと思う 〜統合失調症からの回復〜

          サトコとナダ 会社を退職し、9ヶ月。今日も今日とて近くの図書館へ向かう。 そこでサトコとナダを読んだ。 サウジアラビアの女の子とアメリカでルームシェアするお話である。 基本的には敬虔なイスラム文化を女性目線から見た形で紹介してある。 日本人から見ると女性差別と捉えられそうな文化がイスラム圏の当人から見た違う感じ方が描かれており、イスラム圏を知るための良書である。 ただ、そこに一つのシーンがあった。 アフガニスタン出身の女性に旦那さんが 「ここではブルカをしなくてもいいんだ

          社会復帰しようと思う 〜統合失調症からの回復〜

          午前二時にキムチを食べる

          腹が減る 午前二時にパキッと目が覚める。 いつものこと。 午前二時に何かを食う いつものこと。 午前二時にキムチを食う。 いつもと違うこと。 だって他に食うものがない。 でも何か食うと何だか寝れる気がする。 別に寝れなくたっていい。 明日に何かが待っている訳でない。 でも明日は19時からACLの神戸戦がある。 そこまでにはコンディションを維持したい。 昨日のACLの結果をチェックしてみる。 横浜FMが終了直前で追いつかれていた。 合掌。 寝れないことに焦らない。 私が

          午前二時にキムチを食べる

          書いては消すを繰り返す[雑記]

          嘘をつく 最近、noteに書いては消すを繰り返している。 人に読んでほしいとは思っている。 そして、本心を書きたい。 だが、書き上がっているうちに嘘が出来上がることがある。 一つひとつ言っていることは嘘じゃない。 だが出来上がったものは嘘になっている。 いつの間にか方向性や言いたいことがぶれている。 出来上がった最終的な文章から訴えかけるものが思ったものと違っている。 まあそんなもんかと割り切ろう。 文章は全て読み手次第だ。 言葉の意味は人によって変わってくる。 そこらの

          書いては消すを繰り返す[雑記]

          全てを失って幸せになる 〜統合失調症になったら幸せになった〜

          はじめに 私は何かに影響されやすい。 昔、幽遊白書を読んだ時は手に龍を描き、邪王炎殺黒龍波を放っていたし、 ソムリエを見た時は、「以上」を口癖にしていた。 そんな私が下記の解説に出会った。 言いたいことを言ってくれていた・・・ でも私は書く。 精神疾患になった人にしか辿り着けない心境があると信じて。 すべてを無くした日 2024年2月3日、私は14年と10ヶ月勤めた会社を病気退職した。 訪れたのは、開放感と不安感である。 何とも普通の人である。 そしていずれ、開放感が

          全てを失って幸せになる 〜統合失調症になったら幸せになった〜

          私が幸せになるまで 〜統合失調症患者の考える幸福論〜

          はじめに 最近幸せなので、幸福論について書いてみた。 が、なんか違う。 自分の言いたいことが言えてるようで言えてない。 この幸福感を表現する言葉が見当たらない。 それでも性懲りも無く幸福論を書く。 私の何かが人にとどけばいいと思う。 それが人を幸せにできればいいと思っている。 幸せは量ではなく質 そして今日たどり着いた答えがこれだ。 幸せは量ではなく質。 幸せになる素因はいっぱいある。 あとはそれをしっかりと咀嚼できるかだ。 マインドフルネスってそう言うことなのかも

          私が幸せになるまで 〜統合失調症患者の考える幸福論〜

          人生順調のはずなのに幸せじゃないあなたへ

          はじめに 私がどんな経歴の人かは下記を読んでほしい。 いい大学を出て、いい会社に入り仕事の人間関係も良好、ワークライフバランスも良く順調に人生を歩んでいる。 なのに幸せじゃない。 そんな人いるの?って思う人もいるだろう。 だがいる。 私がそうだった。 そして、それは危険だ。 このまま幸せじゃなく人生終わるかもしれない。 私はそんな人を減らしたい。 みんなに幸せになってほしい。 だからこのnoteを書いている。 努力しても幸せにはなれない 最初に知ってほしいのが努

          人生順調のはずなのに幸せじゃないあなたへ

          統合失調症になったら妄想じゃなく幸せになってきた 

          はじめに私は37歳独身の実家住まいの統合失調症患者だ。 こうやってスペックを書くと、一言で言うと人生終わってる人間だ。 だが私は幸せだ。 病気になる前より幸せだ。 ここではそんな自分のストーリーを書きたい。 そして、統合失調症患者や他の精神疾患患者とその支援者さん、発達障害の方、今生きづらい人や頑張っている人に参考にしてほしい。 幸せと思えば幸せ 人間、幸せになる方法は簡単だ。 自分のことを幸せだと思えばいい 以上、終了だ。 ・ ・ ・ そんなことできないから困っている?

          統合失調症になったら妄想じゃなく幸せになってきた