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お坊さんが推すおしゃれカフェ!最高の落ち着き空間【calme coffee】

先日、管内の声明研修会が福島市の東光寺で行われ参加してきた。

※ちなみに声明とは、法要で唱える歌のようなもの。(音程があるよ)
県内のお坊さんが集まって、定期的にお勉強会が行われる。

東光寺は今回で2回目の来山。
新しい客殿は従来のお寺とは思えないほど近代的であり、
子育て世代に開かれた空間づくりがなされている
ハイブリットで素晴らしい寺院だ。

そんなおしゃれな客殿で
おしゃれなグルテンフリーランチを頂きながら
隣に座った東光寺住職に、最近行った福島のカフェの話をした。

「他にもどこかおすすめのカフェあります?」

と何の気なしに聞くと

「それ、聞いちゃう?問答無用で一番美味いとこがあんのよ!!

(こんな感じのニュアンス)
と私の5倍くらいの熱量で返ってきた。

そんなこんなで、研修会終わりに
私、もう1人尼僧の方、住職の僧侶3人で
『calme coffee』(カルムコーヒー)にお邪魔してきた。

東光寺客殿にも通じる何かを感じる

店頭から心なしか、東光寺の客殿と似たものを感じたのは気のせいだろうか。
柔らかくて明るさがあるウッドに統一された店内は、洗練された雰囲気だった。

隣の福祉施設の方たちが作った雑貨が展示されている。

今回はティラミスとカフェラテを注文。
乳製品を飲むと高確率でお腹を下すので
最近は控えていたのだが、
この店のカフェラテは美味しそうだな…という直感の元、
頼まずにはいられなかった。
(お腹を下しても飲みたい…)

湯呑みタイプのカップが、コロンとしてかわいい
一口が名残惜しいティラミス

ちょうどいい温度感のカフェラテは、エスプレッソとミルクが体に染みるよう。
ティラミスは想像より固め且つ濃厚で、一口でも食べ応えのある逸品だった。
なるほど〜。「問答無用で美味い!」というのが分かった気がする。
研修会で声を出しまくったのもあり、さらに美味しく感じた。
一口ひとくちを味わいながら、ティラミスを食べ終えるころ

「煌永さん!アボガド、飲む?」

あ、アボガド?🥑
必死に脳内修正をし、

もしかしてアフォガードのこと…?

※決して齋藤上人が言い間違えたのではなく、私が意味を聞き取ることが苦手。

アフォガードとは、アイスの上からエスプレッソを垂らしたもの。
確か大学生の頃、どこかで食べたような、ないような…。
そもそも飲み物なの?という疑念がありつつも
お腹にもまだ余裕があったので
図々しくも「飲みたいです」と即答。

ピスタチオとチョコクランチが振り掛けられている。

ほえ〜。確かにこれは飲み物の見た目だ!
こちらのアフォガードは、グラスの中にアイスがぎっちり詰められていて、
真ん中の空洞にエスプレッソが染み込んでいる。
中心のエスプレッソをアイスと一緒にスプーンで掬いながら食べるそうだ。
最後はアイスとエスプレッソが混ざり合って液体になるから
そのまま飲み干せるようにグラスで提供されている訳か。なるほど〜。
初めてのスイーツの形式に思わずテンションがブチ上がった。

カウンターから見える棚

住職が熱くプレゼンするだけに、
お店の一つ一つが丁寧に作り上げられているのを感じとれた。
提供するドリンク、スイーツ、内装、音楽、家具等々…
私も音楽で創作をする端くれなので、
個々を調和をさせて、一つの世界を作り上げることが
どれだけ難しく大変か。そしてそれを続けることも。
本当にリスペクトしたい…。

もし私1人だったら、カウンター席だけのカフェには入れない。
(緊張するし、基本的には話しかけられたくない…)
だが、住職と店主のフレンドリーに話されているのを見て、
こうやって人との輪を広げていくのもありなのか〜と新鮮だった。
今回連れて来てもらわなければ
新しい世界は広がらなかったなぁ。南無。

calme coffeeの方々、推しカフェを教えてくださった齋藤上人
素敵な空間と穏やかな時間をありがとうございます。
ご馳走様でした。

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