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MY SWEET GAY FRIEND

初めてgayの人を見たのは
アメリカでcommunityに住んでいた時だった

レバノンから避難民としてアメリカに渡り
一人のアメリカ人女性と出会い
どーやって出会ったのかは知らんが
二人はgreens cardの為に結婚した

二人は一度sex を試みたが
あかんかったそうな

彼は Guy という名前で
レバノンの裕福な家庭に生まれ
フランス語も話し 
いつのアラビア語訛りの英語で話していました

料理も大好きで
ババガヌーシュやタブーリ
ソーラークッカーを使ってアップルパイや
なんでもきれいに可愛く作る人でした

マクロビオティックのことも彼が
Kushiは知ってるか?
と逆輸入で教えてもらった

とてもきれい好きな人で
日本の文化や風習に憧れていたようで
厳顔で靴を脱ぐとか
彼なりに色々と取り入れていました
日本に来ることは叶わなかったけどね

割礼したおちんちんも初めて彼に見せてもらったな
当時はそんなことが世界でまだ行われているのも知らず
まじまじと見せてもらいながら 説明もしてくれたな

裸で川で泳いだり 裸でも何にも変な気にならんから
一緒にいてとても楽だった

二人でトレイルに行って途中で水がなくなり
帰ってくる途中で警察に止められ
なんたって怪しいアジア人と怪しい中東系の二人ですから
トランクも開けさせられ 
麻薬でも密輸したと思われたみたい
ほんま映画みたいな展開に笑けた

その後デンバーのカフェと
私が39歳のときにやった
39 (thank you ) ツアーでツーソンで会ったのが最後だった

偽装?結婚していたお相手から彼が亡くなったと聞いて
本当にthank you for coming to my life
出会えて良かった
日本を案内したかったけどね

今50歳になってわかるけど
人生でまた会いたい誰かに会うのも
その誰かと一緒に時を過ごせるのも
すごーーーーーく precious
だということ

 my sweet gay friend GUY,
ありがとう 楽しかったね



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