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新婚の頃試した事

皆さんはありませんでしたか?
忘れていたお金がポケットに入ってて喜んだ事!

新婚とか書くから(エロイんですよね?)と思った人はスイマセン。

結婚すると大体妻が家の財布を握りますよね?
事業者なら違うかもですがサラリーマンなら家の家計をお任せする方が多いと思います。
私も算数に弱いのもありそうしていました。

もちろん給料は安く、出来ちゃった婚…今は授かり婚って言うらしいが1人の給料では大変な時期だ。
ビールも発泡酒になり(不味い)こづかいも3万になった。
今考えれば当たり前だがガキだった私は不満だった(この後ラオウ事件が起こるw)
ある日、手に残る一万円を見て悩む後の薄毛が居た。
何かに使えばすぐに無くなる額だ。
いっそパチンコで増やす?イヤ、軍資金が足らなくて負ける何か最高のストレスだ、妻と何か食べに行く?イヤイヤ、
(余るんやったらこづかい2万で良いよね?)とかになる可能性がある。石橋を叩いて壊して渡らないくらいの注意は必要である。

そして考えあぐねた末に思いついたのだ!
滅多に読まない本に挟んでおけば見つけた時にめっちゃ感動するに違いない!と

本棚を振り返ると漫画しか無い。
ややこしい本は引っ越しの際面倒なので実家だった。
幸い妻は不在、チャンスだ。

特攻の拓全巻は妻が嫁入り道具と一緒に持ってきたヤツだ…何持って来とんねん。よく読んでるらしいのでコイツはスルーだ。

悩みながら探しているとある漫画が目に入った。

「ちんぽ刑事(デカ)」だw
内容は以上にちんぽのデカい刑事が
「ちんぽデカッ!」って言われるだけのギャグ漫画なのだがバカバカしくて面白い、しかし何回も読むものではないので(コレならイケる!)と全3巻の最後に一万円を挟んで本棚の奥にしまった。

そして月日は流れる…

だがしかし!ちんぽ刑事の第3巻に一万円を挟んだ記憶が消えないのだ!

大事な事は直ぐ忘れるし5回に1回は牛乳パックの反対を開けるおバカさんなのに記憶が消えないのだ!

ある日仕事から帰るとご機嫌な妻が家焼肉の準備をしていた。
義理父がシャロンに勤めていて良い肉を貰ってくる事があった為
「お父さんまた肉くれたん?」と聞くと
「…ちゃうねん、本棚から一万円出てきてん多分マヨのやけど焼肉するからいいやろ?」

「…おっおう」と私は力無く答えたと思う。
やけに煙が目に染みるぜ…

てか、オマエ ちんぽ刑事読んでるやん?

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