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(3-3)短い小説【青春編】「マイ ネーム イズ ホワイトブラック」黒ぶち猫のエッセイ日記

私の名前はWhiteBlack、生まれたばかりの黒ぶちの猫です。

この小説は黒ぶち猫の観察(エッセイ)を中心に日記形式(約800〜1000文字ぐらい)で書いていこうと思ってます。


午後から海岸近くの松林を暫く歩いて、人影のない岩場を目指しました。
七音(どれみ)ちやんと私はは元気でどんどん歩けたけど、奥さんは途中の防波堤でこの辺に暫く座っているからと言って、ビールを飲み始めました🍺

七音ちゃんもジュースを飲み始めたけど、私が真っ直ぐ松林の奥まで歩いて行くのについてきました。
松林への道は、少し日陰で風も吹いていてとっても爽やかな気分でなんだかワクワクしてきました❗️

【夏のBGM(サザン)♬】

私の頭の中にサザンの『真夏の果実』が流れて、不思議な気持ちになりました♬

松林を抜けて岩場まで着くと、誰もいなくて岩場に打ち寄せる荒々しい波音と強い風の音だけが聞こえました。
防波堤で座っている奥さんからは、かなり離れているので姿が全く見えません。

私と七音ちゃんはこのまま時が止まってくれたらみたいに見つめ合い、七音ちゃんが何故か急に頬擦りしてくれました❣️

それから暫く二人で並んで岩場から静かに海を眺めていたら、
急に七音ちゃんが大きな声で「ぎゃー」と叫んで飛び跳ねたので、何事か思ったら船虫の大群が寄ってきていて、私も船虫が大嫌いなので「にゃー」と叫んで飛び跳ねました(笑)
そしたらそこへ遅れて来た奥さんも驚いて「きゃー」となって、皆んなで急いで岩場から逃げました‼️

せっかくのいい雰囲気が台無しになったけど、それはそれで良い思い出になりました❣️

それから駐車場に停めてあった奥さんのハスラーという軽自動車で、海辺の道をゆっくり海を眺めながら帰りました。
音楽は勿論サザンオールスターズのベストアルバムで、本当に思い出に残る海水浴場デビューになりました❣️


それでは、バイバイボー👋

※この小説を最初から読みたい人は、マガジンにオール小説としてまとめましたので活用ください。

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